この記事では、「ratio」と「rate」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ratio」とは?
比、比率、割合などの意味合いがあり、METALLIC RATIOという言葉は金属比という意味で、1:1. 618の黄金比など、美しく見える比率を1:1.414の白銀比、近い概念の1:1. 732の白金比、青銅比などの名称をつけています。
どちらかと言うと数学的な物や物理的な比率に使うケースが多くなっています。
比率という意味から離れて響きとしてratioという言葉を商標やキャラクター名に使っている例も見られますが広く使われている言葉ではありません。
ただし、ラテン語で会計という意味合いがあることから、その意味で会社名として使っているケースも有るようです。
比率という意味ではスラングとしてツイッターにおいてリツイート数、いいね数に対してツイート、コメントへの返答数の割合が多い場合にratioという言葉を使っています。
日本で同じような使い方はしていません。
「rate」とは?
割合、率、歩合 、速度、進度 、 料金、値段 、 評価する、見積もる、 値するなどの意味合いがあり、 Exchange rateでは為替レート、先物取引のレートはこのrateとなります。
book rateでは書籍の料金ではなく、書籍郵便料金となります。
変速比はgia rateです。
I rate his songs very highlyという例文ではわたしは彼の歌を高く評価(rate)するとなります。
rateをつけるという場合は評価をつけるということになります。
ベストレート保証のレートはrateのことで、ホテルの公式サイトにある宿泊代より、もっと安い料金が他のサイトにあった場合にそのホテルに通達すればその金額より安くしてくれるという保証システムとなっています。
「ratio」と「rate」の違い
「ratio」と「rate」の違いを、分かりやすく解説します。
「ratio」は数学や物理学的な側面で使われる比や割合という意味の言葉、「rate」は割合、率、歩合 、速度、進度 、 料金、値段 、 評価する、見積もる、 値するなど幅広い意味のある言葉となっていて、日本でレートと言うカタカナがでている場合、為替レート先物取引のレートなど多くのケースでrateと訳される言葉となっています。
とは言うものの、値段や評価という言葉は日本ではそのまま使うことが多く、rateはratioよりも使われているケースが多くなっていますが、広く使われる、日本語を置き換えてまで使われる言葉とはいい難くなっています。
まとめ
「ratio」と「rate」はともにレートと読み、割合という意味合いもともに持っているのが複雑にさせていますが、日本においてはrateの方が多く使われています。
特にrateは用途の広い言葉ですが、日本でさらに広く使われるかは微妙と言えます。