この記事では、「recall」と「remember」の違いを分かりやすく説明していきます。
「recall」とは?
「recall」の意味は以下の通りです。
1つ目は「~を思い出す」という意味で、過去に見たり聞いたりしたことを意識的に思い起こすことです。
2つ目は「呼び返す」「召喚する」という意味で、遠くにあるものを呼んで戻すことです。
3つ目は「ある状態に回復させる」という意味で、元あった通りに戻すことです。
4つ目は「取り戻す」という意味で、失ったものをもう一度元通りにすることです。
5つ目は「~を撤回する」という意味で、ものごとを取り消すことを言います。
上記に共通するのが「元の状態に戻すこと」という意味です。
「recall」の使い方
「recall」は「~を思い出す」「呼び返す」「召喚する」「ある状態に回復させる」「取り戻す」「~を撤回する」という意味で使われます。
動詞として使われたり、名詞として「思い出すこと」「記憶力」「回復」「取り消し」「撤回」などの意味で使われます。
基本的に、意識的にある事柄を思い出すことや、元の状態に回復させること、ビジネスで撤回することに使われる言葉です。
「remember」とは?
「remember」の意味は以下の通りです。
1つ目は「~を思い出す」という意味で、過去の記憶などを思い出すことです。
2つ目は「~を覚えている」という意味で、忘れず記憶していることです。
3つ目は「~に忘れずに謝礼する」という意味で、贈り物やチップを忘れないことです。
4つ目は「~によろしくと言う」という意味で、相手への気持ちを忘れないことです。
上記に共通するのは「記憶がよみがえる」という意味です。
「remember」の使い方
「remember」は「~を思い出す」「~を覚えている」「~に忘れずに謝礼する」「~によろしくと言う」という意味で使われます。
動詞として使われたり、名詞形は「remembrance」になり「覚えていること」「記憶」「思い出」「回想」「記念」などの意味で使われます。
基本的に、過去に記憶していることを思い出すことに使われる言葉です。
「recall」と「remember」の違い
「recall」は「意識的にある事柄を思い出すこと」「元の状態に回復させること、ビジネスで撤回すること」という意味です。
「remember」は「過去に記憶していることを思い出すこと」という意味です。
「recall」の例文
・『I cannot recall that right away. 』
(すぐには思い出せない)
「remember」の例文
・『I can’t remember the date. 』
(何日だったか思い出せない)
まとめ
今回は「recall」と「remember」について紹介しました。
「recall」は「意識的に思い起こす」、「remember」は「覚えていることを思い出す」と覚えておきましょう。