この記事では、「おあいそ」と「お会計」の違いを分かりやすく説明していきます。
「おあいそ」とは?
「おあいそ」は、食事を提供する側が食事を提供した人物に対して愛想が尽きたという意味でもう帰ってくれという意味で使用します。
よって、自ら、「おあいそ」と食事の提供を受ける側が進言するのは間違った言葉の使い方です。
この言葉は食事を提供する側が述べる言葉で要は帰ってくれという意味で使用します。
「お会計」とは?
「お会計」は、食事なりサービスなり、商品を購入した場合などで発生する料金のことです。
これを踏み倒した場合、無銭飲食や窃盗という扱いになり、踏み倒すことは許されません。
「お会計」は社会においては相手側に払う対価なので対価は絶対でこれを逃れることは許されません。
「おあいそ」と「お会計」の違い
「おあいそ」は、お店側が利用者に対して帰ってくれという意味を込めて勘定をもらうという点で、「お会計」は別にお店の利用者に対して帰ってほしいという感情はないです。
よって両者の違いは、感情的にお店側が返ってほしいと願うかそうではないかになります。
「おあいそ」の例文
・『今日はもうおあいそです』
この例は、対象となるものに対して今日は感情を済ませて帰ってくれと述べています。
なお、このやり取りが成立するのはあくまでお店側に強い主導権がある場合で、普通にお店側に対象者に帰れという立場でない場合にこの言葉を使用した場合、相手側は激怒し、支払いをせずに帰ることもあり得ます。
よってこの言葉が成り立つのは、相手側に非がある場合のみです。
「お会計」の例文
・『お会計を済ませる』
この例は、料金の支払いを済ませるというだけの意味です。
むろん、サービスや商品の提供を受けたり、何か食べ物を食べた場合支払いをするというのは当たり前で、これを行わないと窃盗になります。
なお、「お会計」は、商品やサービスの提供をする前に先払いで払うお店もあります。
先に料金を支払うことでお店側は安心してサービスを提供できるという考えの場合、「お会計」は先であることもあるのです。
まとめ
「おあいそ」については、間違って使用している方が本当に多くあれは、お店側が客に対して愛想が尽きたが故帰れと述べているので自らお客側が述べることではないです。
「お会計」については絶対の行為でサービスや商品の提供を受けたら支払い義務がある行為そのものでこれを行わないとただの犯罪者になります。
よって「お会計」は、サービスや商品の提供を受けた側は絶対になりますが、覚えのない会計については支払う義務はないです。
そして覚えのない会計については、詐欺である場合、相手事業者を詐欺で訴えることも可能なのであえて会計書類を一式持参して弁護士の方に相談するのも一つの手段ですので、「お会計」は悪用することは許されません。
なぜなら、リスクが大きく、嘘がばれた場合、訴えられるリスクと事業者自体が嘘つきであると称されるが故「お会計」を悪用することは許されません。