この記事では、「一味唐辛子」と「レッドペッパー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「一味唐辛子」とは?
乾燥した唐辛子を粉末状にしたものです。
唐辛子はナス科の一年草で、さまざまな品種があります。
たとえば、ハラペーニョ、ハバネロ、清水森ナンバ、ひもとうがらしなどです。
品種によって辛さが異なります。
この調味料の製造方法を簡単に説明します。
原料は乾燥したものを仕入れます。
異物を取り除いたのち、粉砕をします。
製品によってどれくらい細かくするか異なり、製品にあわせて粉砕をします。
これを焙煎、殺菌し、計量をして容器に詰めたものが商品として販売されます。
この調味料はさまざまな料理に活用されています。
たとえば、カレー、ピザトースト、肉じゃが、トマトスープ、エビチリ、キムチ、コロッケなどです。
辛いものが好きな人は、何にでもかけてしまうことがあります。
食べ過ぎると胃やのどが荒れてしまうことがあります。
これは、唐辛子に含まれるカプサイシンという辛みをもたらす成分によるものです。
「一味唐辛子」の使い方
乾燥した唐辛子を粉末にしたものを指して使用します。
塩やその他の原料は使用せず、唐辛子だけで作られているものをいいます。
「レッドペッパー」とは?
唐辛子のことです。
また、乾燥した唐辛子を粉末状にしたものも指します。
唐辛子には、赤いものや緑色のものなどさまざまな品種があります。
この言葉が指すものには、赤いものが使用されます。
乾燥している赤い唐辛子を粉末状にし、これを焙煎します。
焙煎したものをこの名で呼んでいます。
乾燥したものを粉末にしただけで焙煎していないものは、これとは区別されています。
この粉末は料理に使用されます。
たとえばカレー、サモサ、マリネ、ライタなどに使われます。
食べ過ぎると胃やのどを荒してしまいます。
「レッドペッパー」の使い方
乾燥した唐辛子を粉末状にして焙煎したものを指して使用する言葉です。
「一味唐辛子」と「レッドペッパー」の違い
前者は唐辛子を粉末にしたもので、唐辛子だけで作られているものをいいます。
和風の名前にしたいときに、この名が使われることがあります。
また、製品によっては焙煎していないものや、あらびきしたものが加えられていることがあります。
後者は唐辛子を粉末にしたもので、焙煎しているものをいいます。
焙煎していない場合は、この名で呼びません。
「一味唐辛子」の例文
・『一味唐辛子をとってもらう』
・『一味唐辛子をかけすぎた』
・『一味唐辛子はなくてはならないもの』
・『一味唐辛子をそばに振りかける』
「レッドペッパー」の例文
・『レッドペッパーが好き』
・『レッドペッパーが入っているマリネ』
・『レッドペッパーを大量にかける』
・『レッドペッパーを購入する』
まとめ
製造メーカーによって呼び名が違います。
焙煎したものだけを使用しているのか、粗びきしたものや焙煎していないものも加えているのかなどが2つの異なる点です。
