この記事では、「天ぷら」と「フライ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「天ぷら」とは?
「天ぷら」とは、野菜や魚介類を小麦粉が主な原料の天ぷら粉で包み、油で揚げる料理です。
この揚げ方は日本独特の調理法で、伝統的な日本料理の1つとなっています。
「海老の天ぷら」が有名ですが、同じ魚介類で「イカ」や各種の「白身魚」、野菜では「さつまいも」や「いんげん」、「ごぼう」のそれがよく見られます。
特に食材としてはいけないものはなく、好みで他の魚介類や野菜もこの「天ぷら」にされています。
天つゆと呼ばれるたれに漬けて食べるのが一般的ですが、塩をふったり、ポン酢に漬けるという食べ方もあり、こちらも好みによって様々です。
「フライ」とは?
「フライ」は、食材をパン粉や卵白で包んで油で揚げる料理になります。
「とんかつ」や「アジフライ」、「コロッケ」がその代表的な存在だと言っていいでしょう。
こちらは揚がった色が「天ぷら」より濃くなるのが特徴で、食感も多少固くなります。
先の「海老の天ぷら」に対し、この「フライ」にした「海老フライ」もとても有名です。
「イカフライ」もそうですが、食材は「天ぷら」と共通のものも多く、調理法としてどちらが好みかという問題になると考えていいでしょう。
食べ方は、ソースをかけるのが一般的で、タルタルソースもまま利用されます。
尚、こちらも日本独特の料理ですが、日本料理という扱いではなく、海外の料理からヒントを得た「西洋風料理」です。
「天ぷら」と「フライ」の違い
「天ぷら」と「フライ」の違いを、分かりやすく解説します。
「天ぷら」は、食材を包む衣が小麦粉で、「フライ」は、パン粉がベースだという違いがあります。
食べ方も違う為、全く違う料理ながら、同じ油で揚げるというスタイルから、「天ぷらやフライ」とまとめて表現されることも少なくありません。
まとめ
「天ぷら」と「フライ」は、このような違いがあります。
区別が付かないということはないと思いますが、明確な違いと聞かれると、答えられない人も多いかも知れません。