この記事では、「投資」と「投機」の違いを分かりやすく説明していきます。
「投資」とは?
「投資」とは、将来的な資産の増加の為に、資産を投じる行為です。
「預金」行為とは異なる、原則的に元本保証がないものがこのように呼ばれます。
何かに対してそのように資産を投じることで、年何パーセントといった利益が得られるような対象がこう表現されることが多く、元本保証がある「預金」より多くの利益が出ることも少なくありませんが、逆に元本割れしてしまうような場合もあり、確実性はありません。
「投資物件」と呼ばれる対象に毎月少しずつ投資していくといったスタイルもあり、金やプラチナへのそれが有名です。
「投機」とは?
「投機」は、相場商品へ資産を投じることで、当たれば大きな利益が得られる反面、大きな損失が出てしまう場合もある、その手の行為の総称だと考えていいでしょう。
分かりやすい例では、株式の購入がこれに当たり、そのような相場によって価格が変動する対象(実物、権利など)の購入行為がこのように呼ばれます。
当たると先の「投資」とは比較にならない利益が得られる可能性がある反面、全くのゼロとなってしまったり、場合によっては足が出てしまう(投じた分だけではマイナス分の清算ができず、残りが借金になる)こともあるので、ハイリスク、ハイリターンな行為となります。
「投資」と「投機」の違い
「投資」と「投機」の違いを、分かりやすく解説します。
「投資」は、正式な元本保証はないものの、まず元本割れする心配はないといった性質のものも多く存在しますが、短期間にそれほど大きな利益が得られることはまずなく、長い目で見る必要があります。
「投機」は、それとは異なり、ほんの数日、時には数時間で投じた金額の何倍となるような場合があるのが魅力ですが、リスクも相当に高い為、ギャンブルと呼んでも構わない行為になると考えてください。
有名なものでは、先の株式やFX、先物取引などが該当します。
まとめ
「投資」と「投機」は、このように違う言葉です。
「投資」は、基本的にローリスク、ローリターンで、「投機」の方は、ハイリスク、ハイリターンな所が大きな違いだと言っていいでしょう。