オイルの「0w-20」と「5w-30」の違いとは?分かりやすく解釈

オイルの「0w-20」と「5w-30」の違い二語の違い

この記事では、オイルの「0w-20」「5w-30」の違いを分かりやすく説明していきます。

「0w-20」とは?

「0w-20」とは、「粘度が低くてサラサラとした感じのエンジンオイル」のことを意味しています。

「0w-20」のエンジンオイルは、「粘度の低いやわらかめの薄い油膜をつくるので、エンジンの始動性や燃費が良くなる効果」に期待することができます。

「0w-20」は寒い季節でも固まりにくい性質を持っているため、一般的に「外気温が低くなってくる冬場(12~2月頃)のエンジンオイル交換」に向いているオイルになります。

「0w-20」によって形成する油膜はサラサラしていて厚みもないので、「走行距離の短い新しい車+燃費重視のケース+バッテリーの負荷を下げてエンジンがかかりやすくしたい場合」に適したオイルとして考えることができます。

「5w-30」とは?

「5w-30」とは、「粘度が高めでネットリとした感じのエンジンオイル」のことを指しています。

「5w-30」のエンジンオイルは、「粘度の高いしっかりとした油膜を形成することで、エンジンを十分に潤滑して保護する作用」があります。

「5w-30」は寒いと固まりやすくなる性質を持っていることから、一般的に「外気温が高くなってくる夏場(6~8月頃)のエンジンオイル交換」に適したオイルであるとされています。

「5w-30」でオイル交換すると「厚めのねっとりとした油膜によるエンジン部品の保護」ができます。

そのため、「車の走行距離が長くなってエンジンの各部品が摩耗・損耗する時期」にも、「5w-30」が推奨されることになります。

「0w-20」と「5w-30」の違い

オイルの「0w-20」「5w-30」の違いを、分かりやすく解説します。

「0w-20」「5w-30」の最大の違いは、「粘度・粘り気の違い」です。

「0w-20」は、「5w-30」と比べると粘度が低くてサラサラとしたエンジンオイルになります。

逆に「5w-30」はねっとりしていますが、「0w-20」よりもエンジンを構成している機械部品を守る働きも強くなります。

粘度の高いオイルは気温が下がると固まりやすくなるため、気温が低い冬の季節には粘度が低い「0w-20」が適している違いもあります。

逆にエンジンへの負担が大きくオイルが固まりにくい暑い夏場には、「5w-30」のほうが向いている違いを挙げることができます。

「0w-20」の例文

・『0w-20でオイル交換をしたら、エンジン始動がスムーズになっただけではなくガソリンも減りにくくなりました』
・『0w-20のエンジンオイルは主観的なドライブのフィーリングは良いのですが、エンジンを守る潤滑作用は弱めになります』

「5w-30」の例文

・『長期間にわたって乗り続けているクラシックカーなので、エンジンパーツを保護する意味でも5w-30のオイルを使っています』
・『5w-30のオイルにはエンジンを摩耗や加熱から守ってくれる安心感はありますが、冬場にオイルが固くなってエンジンがかかりにくい欠点もあります』

まとめ

まとめ

この記事では、「0w-20」「5w-30」の違いについて説明しましたがいかがでしたか?エンジンオイルの「0w-20」「5w-30」の違いをリサーチしたい人は、この記事の内容を確認してみてください。