この記事では、「酔い止め」【よいどめ】と「吐き気止め」【はきけどめ】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「酔い止め」とは?
車やバス、電車など乗り物に乗ったとき酔ってしまい、気分が悪くなってしまったその症状を緩和するのが「酔い止め」になります。
くねくね曲がった山道であったり、高速道路を走ったときなどに起こりやすい酔いは自分でどうしようもありません。
そのようなつらい状況下であっても前もって飲んでおけば気持ち悪くなりませんし、つらい状態になりにくくなり、快適な乗り物での旅行やドライブを楽しめるわけです。
眠くなりにくいものもありますので、運転に支障きたすこともなく、友達と楽しく会話楽しみながら旅行に出かけられるのがいいところです。
「吐き気止め」とは?
食事したときつい食べ過ぎてしまっての吐き気に対して効果を発揮するのが「吐き気止め」になります。
食べ過ぎたことで胃袋の消化が鈍くなり、食べ物を消化する働きうながす効果が高い酵素の力で胃袋の動きを高められるものから、出すぎてしまった胃酸の分泌を正常な状態に戻すタイプもあります。
食べ過ぎたことで傷ついた胃を回復させるため粘膜を保護するタイプはすぐに食べたいと思う人に最適であり、忘年会や祝賀会など人と食事する機会が多いときに選ぶといいでしょう。
ひどい吐き気があるときは、ウルソデオキシコール酸が含まれているものを選べばより改善効果が期待できます。
「酔い止め」と「吐き気止め」の違い
「酔い止め」と「吐き気止め」の違いを、分かりやすく解説します。
乗り物に乗ったときその動きが原因で船酔いのように酔ってしまったときの不快な状態を緩和させるのが「酔い止め」であり、飲めばひどく揺れる道であっても快適に乗ってドライブや旅行が楽しめるようになります。
一方の「吐き気止め」は食べ過ぎて気持ち悪くなってしまった状態やストレス、二日酔い、偏頭痛、食あたりなどからくる吐き気を緩和する効果が得られるものがいろいろあります。
「酔い止め」の例文
・『酔い止めを買うときは対象年齢を見てから購入しよう』
・『ドリンクやタブレットなど水なしでも飲めるものを選びたい』
箱の裏に必ず書いてある対象年齢をよく見て、自分に合うものを購入することでしっかりと効き目が得られます。
子ども用ではより細かく対象年齢が3歳以上、5歳以上と書かれていますのでよく見てから買うようにしましょう。
年齢だけではなく、アレルギー体質の人でも大丈夫か、妊婦にも最適かなど調べてから購入すれば問題が起きにくくなります。
水がない環境でもすぐにさっと取り出して飲めるドリンクや、舐めるだけでいいタブレット、飴タイプを選べば簡単に飲めるのが魅力的です。
「吐き気止め」の例文
・『ストレスが原因なら自律神経を整える吐き気止めを選びたい』
・『二日酔いからくる吐き気にはアルコールを分解する効き目がある吐き気止めを選ぶことが先決だ』
自律神経の乱れによって吐き気がひどくなるときはその症状に効くものを選んだり、ストレスからくる胃の痛みを緩和するタイプを選ぶのもいい方法です。
二日酔いがひどくなり、吐き気をもよおすならアルコール分解成分配合を選びましょう。
まとめ
どちらも気分が悪くなったときのその症状を緩和し、改善する効果が高い飲み薬です。
乗り物に乗るとき気分が悪くなりやすい人は「酔い止め」を選び、「吐き気止め」は食べすぎやストレス、二日酔いなど様々な症状に合わせたものが売っていますので、自分はどのようなことが原因で吐き気をもよおすのが考えてから買うといいでしょう。
