「冷風機」と「扇風機」の違いとは?分かりやすく解釈

「冷風機」と「扇風機」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「冷風機」「扇風機」の違いを分かりやすく説明していきます。

「冷風機」とは?

「冷風機」とは?

吸いこんだ空気を冷やして吐き出す機械のことです。

機械の中で空気を冷やして排出しています。

設置するための工事は必要はありません。

熱を排出するための装置を別に設置する必要もありません。

しかし、熱を室外に出すための装置を屋外に設置するタイプもあります。

手で持ち運べるほどの大きさで、スポット的に使用することが一般的です。

狭い範囲を冷やすのに適しています。

逆に言えば、室内全体を冷やすには適していないということです。

部屋全体を冷やすのではないため、クーラーが苦手な人に適しています。

温度設定できないタイプが多いため、思っているほどは涼しくならないことがあります。

製品にもよりますが、弱風、強風などで運転方法を設定します。

電気代はクーラーを使うよりも抑えることができます。

また、除湿・加湿・除菌などの機能を備えたものもあります。

「冷風機」の使い方

吸いこんだ空気を冷やして排出する機械を指して使用する言葉です。

「扇風機」とは?

「扇風機」とは?

小型のモーターで羽を回転させて空気を送り出す機械です。

空気を動かしているだけで、空気を冷やす働きはありません。

羽の枚数は製品によって異なりますが、3~5枚ほどが一般的です。

また、羽のないタイプも登場しています。

羽は機械に取り付けられている小型のモーターによって動かされます。

非常に素早く羽が動くため、動いている羽に触ると危険です。

誤って触って怪我をしないように、羽の周りにはカバーが取り付けられています。

このカバーにはすき間があり、そのすき間から空気が出てきます。

羽がないタイプは、触って怪我をする心配がありません。

長い棒のようなものの上に羽が取り付けられており、羽を取り付けた部分の向きを変えることができます。

左右、上下の動きが可能です。

これだけで使用してもあまり涼しくはないので、エアコンと併用して使われることがあります。

また、洗濯物を室内で乾かすときにも使用されます。

寝ているときに使用する場合は、直接体に風が当たらないようにします。

「扇風機」の使い方

小型のモーターで羽を回転させて空気を送り出す機械を指して使用する言葉です。

「冷風機」と「扇風機」の違い

「冷風機」と「扇風機」の違い

室内の空気を動かすという点が似ていますが、それぞれ別のものです。

前者は取り込んだ空気を冷やして吐き出します。

後者には空気を冷やす働きはなく、空気を送り出すものです。

「冷風機」の例文

「冷風機」の例文

・『机に冷風機を置く』
・『冷風機の購入を検討する』
・『冷風機を使って体を冷やす』
・『冷風機の風が気持ちいい』

「扇風機」の例文

「扇風機」の例文

・『弟が扇風機の前を陣取っている』
・『我が家には2台の扇風機がある』
・『扇風機の向きを変える』
・『扇風機の風があたる』

まとめ

まとめ

空気を送り出す機械という点が似ていますが、冷やす機能があるのか、ないのかという点に大きな違いがあります。