この記事では、「マニマニ」と「ノムノム」の違いを分かりやすく説明していきます。
ネットで聞いた韓国語を、今すぐ勉強していきましょう。
「マニマニ」とは?
マニマニとは、すごくのこと。
物が多かったり、愛情がたっぷりあったり「たくさん有る」という、前向きなニュアンスで用いていきます。
「とっても大好きです」のように、愛情あふれる自分の思いを相手に伝えたい時につかいます。
そして「たっぷり食べてください」のように、お客さんに手料理をもてなしたい時にも引用されています。
目に見えない気持ち、そして目に見える食べ物やグッズなど、幅広いシチュエーションで使えるのがマニマニになります。
「大好きです」や「食べてください」だけだと、クールに聞こえてしまいますが「マニマニ」を付けるだけで、とたんに表情がやわらぎます。
相手との距離を縮める、便利なクッション言葉がマニマニです。
「ノムノム」とは?
ノムノムとは、とてものこと。
程度が大きいことをあらわす言葉になります。
韓国のアイドルグループの歌詞にも登場する、メジャーな言葉です。
ノムノムは「とっても良いです」と前向きな気持ちを伝えることもあります。
また「今朝は頭がとっても痛いです」のように体調の悪さを伝えることもあります。
良い意味と悪い意味、両方使えるのがノムノムです。
ちなみにノムノムの原型は「ノム」です。
ノム単体だけでも「非常に」という意味があります。
I. O. Iの歌詞には「ノムノムノム」と3回ノムが繰り返されるシーンがありますが、これは直訳すると「とっても、とっても、とってもね」のこと。
ハイテンションな気持ちを表現しています。
「マニマニ」と「ノムノム」の違い
どちらも似ているので、迷ってしまいます。
「マニマニ」と「ノムノム」の違いを、分かりやすく解説します。
・ポジティブなのはマニマニ
「マニマニ」と「ノムノム」はどちらも「すごく・非常に」など、程度をあらわす言葉です。
そのため、どちらも同じように見えてしまいます。
マニマニは「マニ」が2回繰り返されたフレーズになります。
相手を褒めるときに利用される言葉で、ノムノムに比べるととても明るい語句です。
ノムノムは喧嘩をたしなめるとき、体調の悪さを伝えたい場合など、アンハッピーなシーンでも使われています。
良い意味ももちろんありますが、マニマニと比べるとネガティブな訳も含まれています。
ちなみにマニマニとノムノムは家族やクラスメート、友達など親しい人につかう言葉です。
年齢問わずに用いられていますが、ビジネスの場では不釣り合いな用語なので、覚えておくといいです。
まとめ
「マニマニ」と「ノムノム」の違いを分かりやすくお伝えしました。
どちらも韓国ドラマや歌詞で人気のフレーズです。
マニマニは、すごくのこと。
ノムノムは、とてものこと。
どちらも程度をあらわしていますが、ノムノムは否定的なシーンでも用いられています。
韓国語を学んで、異国の世界を楽しんでいきましょう。