この記事では、「nothing」と「anything」の違いを分かりやすく説明していきます。
「nothing」とは?
「nothing」の意味は以下の通りです。
1つ目は「何もない」という意味で、話題としているところに何もない状態のことです。
2つ目は「何もしない」という意味で、話題としていることに対して何の行動もとらないことです。
3つ目は「ゼロ・無」という意味で、数値的にゼロであることです。
4つ目は「つまらない人や物」という意味で、価値を認められない人や物のことです。
上記に共通するのは「無の状態」という意味です。
「nothing」の使い方
「nothing」は「何もない」「何もしない」「ゼロ・無」「つまらない人や物」という意味で使われます。
名詞として使われたり、副詞として「少しも~でない」「決して~でない」「~でも何でもない」という意味で使われます。
基本的に、何もないことや、価値を認められない人や物のことに使われる言葉です。
「anything」とは?
「anything」の意味は以下の通りです。
1つ目は「何か」という意味で、内容の分からない漠然としたものごとのことです。
2つ目は「何も」という意味で、対象となるものがないことです。
3つ目は「何でも」という意味で、どの様なものでもこだわりなくそうであるという意味です。
上記に共通するのは「不確かな何か」という意味です。
「anything」の使い方
「anything」は「何か」「何も」「何でも」という意味で使われます。
代名詞として使われたり、「anything but」として「~どころではない」「~の他なら何でも」などの意味で使われたり、「if anything」として「どちらかと言えば」「幾分かは」という意味で使われます。
基本的に、話題とすることに対して内容が確定しない何かのことや、何でも対象となることに使われる言葉です。
「nothing」と「anything」の違い
「nothing」は「何もないこと」「価値を認められない人や物のこと」という意味です。
「anything」は「話題とすることに対して内容が確定しない何かのこと」「何でも対象となること」という意味です。
「nothing」の例文
・『Nothing venture, nothing win. 』
(挑戦なくして勝利なし=まかぬ種は生えぬ)
・『Nothing special. 』
(特に何もありません)
「anything」の例文
・『I can’t say anything. 』
(何も言えません)
・『I cannot speak anything but Japanese. 』
(私は日本語以外話せません)
まとめ
今回は「nothing」と「anything」について紹介しました。
「nothing」は「何もないこと」、「anything」は「何か」覚えておきましょう。