この記事では、「none」と「nobody」の違いを分かりやすく説明していきます。
「none」とは?
「none」の意味は以下の通りです。
1つ目は「ある集団のうち、誰一人~ない」という意味で、ある集団の中でその様な人が一人もいないことです。
2つ目は「あるまとまりのうち、何ひとつ~ない」という意味で、複数ある物の中でその様な物が一つもないことです。
3つ目は「あるものの中で少しも~ない」という意味で、あるまとまりのうちでどの様な部分であってもそれがないことです。
4つ目は「そういう人や物はない」という意味で、そのような状態に当てはまる人や物がない様子のことです。
上記に共通するのは「何ひとつない」という意味です。
「none」の使い方
「none」は「ある集団のうち、誰一人~ない」「あるまとまりのうち、何ひとつ~ない」「あるものの中で少しも~ない」「そういう人や物はない」という意味で使われます。
代名詞として使われたり、形容詞として「少しもない」という意味で使われたり、副詞として「決して~ない」という意味で使われます。
基本的に、ある集団やまとまりの中で、その様なものが何一つないことに使われる言葉です。
「nobody」とは?
「nobody」の意味は以下の通りです。
1つ目は「他の誰も~ない」という意味で、自分を含めてその様な状態の人がいないことです。
2つ目は「他に誰も~ない」という意味で、自分以外にその様な状態の人がいないことです。
3つ目は「他の誰でもない」という意味で、ある目的に当てはまる人がその人以外にいないことです。
4つ目は「名もない人」という意味で、地位が低く取るに足りない人のことです。
上記に共通するもは「誰もいない」という意味です。
「nobody」の使い方
「nobody」は「他の誰も~ない」「他に誰も~ない」「他の誰でもない」「名もない人」という意味で使われます。
代名詞・名詞として使われ、言いかえとして「not anybody」として使われます。
基本的に、誰もいないことや、他にその様な人がいないことに使われる言葉です。
「none」と「nobody」の違い
「none」は「ある集団やまとまりの中で、その様なものが何一つないこと」という意味です。
「nobody」は「誰もいないこと」「他にその様な人がいないこと」という意味です。
「none」の例文
・『It’s none of your business. 』
(余計なお世話だ)
・『None of then can make it. 』
(誰もそれができない)
「nobody」の例文
・『There was nobody in the house. 』
(家には誰もいなかった)
・『Nobody can tell. 』
(誰にも言えない=誰にも分からない)
まとめ
今回は「none」と「nobody」について紹介しました。
「none」は「何一つない」「誰一人いない」、「nobody」は「誰もいない」と覚えておきましょう。