この記事では、「タシマンナヨ」と「ットマンナヨ」の違いを分かりやすく説明していきます。
気になる韓国語を、今すぐレッスンしていきましょう。
「タシマンナヨ」とは?
「タシマンナヨ」とは「また会おう」のこと。
既におこなった動作を、再び繰り返すという意味もあります。
ストップしておいた出来事を、またやり直すこと。
リスタートを始めるのが「タシマンナヨ」です。
「タシマンナヨ」は男女の間でも用いられる、ディープな表現です。
カップルのどちらかが「タシマンナヨ」と言うと「お付き合いをやり直そう・ヨリを戻そう」という訳になります。
仲たがいを解消して、もう一度新しい日々を刻むのが「タシマンナヨ」です。
韓国の恋愛ドラマでよく耳にする、キュンとするフレーズです。
「ットマンナヨ」とは?
「ットマンナヨ」とは「再び会いましょう」のこと。
誰かと「さようなら」をするとき、事務的に用いられる表現です。
「またお目にかかれるのを、楽しみにしています」という訳があります。
どちらかというと、社交辞令に近いニュアンスを含んでいます。
仕事が終わって表面的なお別れを伝えるとき、それほど仲良くない人と「バイバイ」をするときに「ットマンナヨ」といいます。
話し手の感情が見えてこない、クールな言い回しの表現です。
年齢や立場に関係なく使える、ポピュラーな言い方だと心得ておくといいでしょう。
「タシマンナヨ」と「ットマンナヨ」の違い
どちらも「別れ」にまつわる用語です。
「タシマンナヨ」と「ットマンナヨ」の違いを、分かりやすく解説します。
・恋人同士で使うのは「タシマンナヨ」
「タシマンナヨ」と「ットマンナヨ」には「また会いましょう」という共通した訳があります。
ただ使われる背景やニュアンスが微妙に異なっています。
「ットマンナヨ」はリップサービスのひとつで、相手との関係を壊さないように用いる社交辞令です。
無言でお別れすると、後腐れが悪くなるシーンで使います。
次はいつ会えるのか、定かではない場合に使うのが「ットマンナヨ」です。
対する「タシマンナヨ」は温かみがこもった、親しい間柄でつかう表現です。
「また会いたいね」と、心の底から思っている場合に使います。
そして仲直りをして、復縁する場合にも「タシマンナヨ」は用いられています。
「タシマンナヨ」が和気あいあいとした親密な間柄で利用されるのに対して、ビジネスライクな「ットマンナヨ」は一定の距離がある場合に用いられます。
言葉の温度差をつかんでおきましょう。
まとめ
「タシマンナヨ」と「ットマンナヨ」の違いを分かりやすくお伝えしました。
どちらも韓国ドラマで、よく耳にする表現です。
タシマンナヨにはリスタートという意味もあります。
単純な「さようなら」でも使われますが「復縁する」という訳も含んでいます。
そして「ットマンナヨ」は「またお会いしましょう」のこと。
社交辞令やリップサービスとして用いられています。