この記事では、「サジン」と「セルカ」の違いを分かりやすく説明していきます。
気になった韓国語を、学んでいきましょう。
「サジン」とは?
「サジン」とは、日本語で「写真」のこと。
スナップ写真やポートレート写真など、カメラで撮った画像すべてをサジンといいます。
好きなアイドルのブロマイド写真や、飼っている犬のフォトなど、イラストや動画では無いものに使います。
静止画の画像すべてがサジンです。
自分のブログやインスタに新しい画像をアップしたとき、お気に入りの写真はどれか友達と話しているときに使います。
K-POPのファンたちの間で、推しているメンバーの写真を「サジン」と呼ぶこともあります。
ちなみに、ファンお気に入りのベストショットは「推しサジン」です。
少しだけ日本語化している、ユニークな韓国語です。
「セルカ」とは?
「セルカ」とは、自撮りのこと。
自分のスマホやカメラで、自分の顔写真を撮影することです。
日本語のセルフィーをあらわしたおしゃれ用語です。
セルフカメラを短くした語になります。
数年前から韓国でも日本と同じような「自撮りブーム」が生まれています。
『うさぎ女子』というあだ名をもつキム・ジョンユンさんのインスタグラムが話題になって、男女問わないブームになっています。
セルカ用のミニライトや、自撮り棒、スマホに取りつけるセルカレンズも出て、品切れになる売れゆきです。
またセルカも、K-POPのファンたちで流行っている言葉。
お気に入りアイドルの自撮り写真を、セルカと呼んでいます。
プロカメラマンが撮った写真とは違う、茶目っ気たっぷりの素顔をのぞけるのが「セルカ」の魅力です。
「サジン」と「セルカ」の違い
どちらも似ているので、紛らわしいです。
「サジン」と「セルカ」の違いを、分かりやすく解説します。
・サジンは写真、セルカは自撮り
サジンは動画ではない、写真すべてをあらわします。
プロが撮った写真もサジン、自分で撮った写真もサジンです。
サジンは「撮影」という意味もあるので、観光地で近くの人に「撮影をお願いできますか」とたのみたい時にも使われています。
日本の「写真」と同じように、韓国では定番の言葉です。
サジンよりも、今どきなのがセルカです。
セルカは自撮りなので、インスタグラムやセルフィーが流行してから生まれた言葉です。
セルカ棒というと自撮り棒のこと。
セルカレンズというと、広角レンズを指します。
どちらもおしゃれな韓国女子のマストアイテムです。
まとめると写真全般をあらわすのが、サジン。
写真の中でも、自分で撮影した自撮り写真はセルカです。
サジンはプロが撮影したポートレート写真も含みますが、セルカはおもに素人さんが自分で撮った写真をいいます。
まとめ
「サジン」と「セルカ」の違いを分かりやすくお伝えしました。
どちらもカメラで撮った画像のこと。
サジンは「写真・画像」をあらわす、ポピュラーな言葉です。
対するセルカは、自分で撮った写真のこと。
自撮り写真をあらわす、今風のフレーズです。