この記事では、「many」と「much」の違いを分かりやすく説明していきます。
「many」とは?
「many」の意味は以下の通りです。
1つ目は「数えられるものがたくさんの」という意味で、形があったり、目に見えていたり、分け目や切れ目があるものが多数あることです。
2つ目は「数多くのものを強調する言葉」という意味で、「how」「too」「very」などの言葉を伴い、疑問文や否定文で「数が多い」として使われる言葉です。
3つ目は「かなりいくつもの」という意味で、数が多いことを強調する言葉です。
上記に共通するのは「数えられるものの数が多い様子」という意味です。
「many」の使い方
「many」は「数えられるものがたくさんの」「数多くのものを強調する言葉」「かなりいくつもの」という意味で使われます。
形容詞として使われたり、名詞として「多数のもの」「大勢の人々」という意味でも使われます。
基本的に、数えられるものがたくさんある様子や、かなり数が多いことに使われる言葉です。
「much」とは?
「much」の意味は以下の通りです。
1つ目は「ずっと」「はるかに」という意味で、時間や感情など目に見えないものが、他のものと比較して差の大きい様子のことです。
2つ目は「非常に」「大変」という意味で、度合いが大きい様子を強調した言葉です。
3つ目は「よく」「しばしば」という意味で、頻繁である様子のことです。
4つ目は「どれだけ」「~の程度にまで」という意味で、通常よりも量や度合いが大きい様子のことです。
5つ目は「ほとんど」「ほぼ」という意味で、ある物に限りなく近い様子のことです。
上記に共通するのは「数えられない度合いが大きいこと」という意味です。
「much」の使い方
「much」は「ずっと」「はるかに」「非常に」「大変」「よく」「しばしば」「どれだけ」「~の程度にまで」「ほとんど」「ほぼ」など数多くの意味で使われます。
形容詞として使われたり、名詞として「多量」「たくさん」「大切なこと」と使われたり、副詞として「大いに」「たいそう」などと使われます。
基本的に、数えられないものの度合いが大きいことに使われる言葉です。
「many」と「much」の違い
「many」は「数えられるものがたくさんある様子」「かなり数が多いこと」という意味です。
「much」は「数えられないものの度合いが大きいこと」という意味です。
「many」の例文
・『How many cakes did you eat?』
(焼き菓子をどれだけ食べましたか?)
・『I saw many people in the ballpak. 』
(球場に大勢の人がいるのが見えた)
「much」の例文
・『It’s much easier than before. 』
(前よりずっと簡単です)
・『You are much too young to get married. 』
(あなたは結婚するには若すぎます)
まとめ
今回は「many」と「much」について紹介しました。
「many」は「数えられるものが多い」、「much」は「数えられないものが多い」と覚えておきましょう。