この記事では、「ロスタイム」と「タイムロス」の違いを分かりやすく説明していきます。
2つの言葉には、どのような意味と違いがあるでしょうか。
「ロスタイム」とは?
「ロスタイム」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「ロスタイム」は、「loss of time」と英語表記します。
「ロスタイム」は、「空費した時間。
無駄にした時間」という意味があります。
明らかに時間を無駄にしてしまったと感じたときに、「ロスタイム」という言葉を使います。
例えば、仕事を始める前に、少し雑談をするのはいいですが、一時間以上雑談をしてしまった場合は、無駄な時間と考えることができます。
そのため、「仕事を始める前に、ロスタイムがあった」などという文章にできます。
また「ロスタイム」には、「サッカーやラグビーの試合で、負傷者の手当の時間など、競技時間数えない時間」という意味があります。
例えば、サッカーの試合で、誰かが負傷して時計を止めている場合、前半や後半を終えた後で、5分以上の時間が追加される場合があります。
このような場合は、「まだ5分間のロスタイムがある」などと表現することができます。
「タイムロス」とは?
「タイムロス」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「タイムロス」は、和製英語で、「time」と「loss」を組み合わせた言葉になります。
「タイムロス」には「時間を無駄にすること。
余計な時間がかかること」という意味があります。
例えば、会社に出勤しようと自動車を走らせていたら、道路工事をしている場所があり、30分以上、その場に待機しなければならない場合があるとします。
このような場合、「道路工事で30分タイムロスをしたから、会社に遅刻してしまった」などという文章にできます。
また、友達に会いに行く途中で、道を間違えてしまったため、10分ほど余計な時間がかかってしまう場合があるかもしれません。
このような場合は、「道を間違えてしまい、10分ほどタイムロスしてしまった」などという、文章を作ることができます。
「ロスタイム」と「タイムロス」の違い
「ロスタイム」と「タイムロス」の違いを、分かりやすく解説します。
「ロスタイム」は、「空費した時間。
無駄にした時間」という意味があります。
一方「タイムロス」には「時間を無駄にすること。
余計な時間がかかること」という意味があります。
この場合は、どちらも同じ意味を持つ同義語と考えることができます。
ただし「ロスタイム」には、「サッカーやラグビーの試合で、負傷者の手当の時間など、競技時間数えない時間」という意味があります。
そのため、サッカーなどの試合で、試合が止まっている時間について話をする場合は、「タイムロス」ではなく、「ロスタイム」という言葉を使うようにしましょう。
まとめ
「ロスタイム」と「タイムロス」の違いについて見てきました。
2つの言葉の意味の違いを知ることで、きちんと使い分けることができるようになりそうです。