この記事では、「Equipment」と「facility」の違いを分かりやすく説明していきます。
「Equipment」とは?
イクイップメントと読み、ある目的に必要な設備や機器、装置などの意味があります。
自動車のカタログやホームページでEquipmentという場合は同一車種のグレードによる装備の違いが表記されており、アルミホイールやオーディオ、予防安全装備やUVカットガラスなど、エンジンまわりを除いたあらゆる装備の比較をすることが可能です。
重機はHeavy equipmentと英訳される言葉で、自走能力よりも設備や機器としての意味合いが大きくなっていると言えます。
自衛隊の装備に関してもequipmentと表記され、ヘリコプターや戦車、通信機器や衛生機器など非常に幅が広くなっています。
カタカナとしてイクイップメントは長い、装備や設備などの漢字で代替ができるということから、英訳以上には使われていないとも言えます。
「facility」とは?
ファシリティと読む言葉で、施設、機能、才能などと言ったという意味があります。
hotel facilitiesでは宿泊施設となり、駅施設はStation facilitiesとなります。
どちらかと言うと建物的な意味合いが強い言葉で、移動体には使われないケースが多くなっています。
施設見学はfacility tourとなります。
ホテルの管内案内にfacilityという英訳をつけるケースも見られます。
また、金融用語においてfacilityは、与信枠、融資枠、また資金枠などの意味があります。
日本においてはfacilityは施設という意味合いで使われるケースが多く、才能はそのまま才能として使う、タレントという言葉を当てるというケースも有りファシリティという言葉が広く才能という意味合いで使われている状況ではないと言えます。
he has a facility with words. で彼は言葉の才能があると言った意味になります。
「Equipment」と「facility」の違い
「Equipment」と「facility」の違いを、分かりやすく解説します。
Equipmentは装備、装置などの意味合いで、単体で動かす、運ぶことができるものを多く指す言葉で、自衛隊の装備はEquipmentと訳されます。
車の主要装備もEquipmentと表記されます。
facilityは主に施設という意味で使われており、この施設は単体での移動を前提としていない駅や工場、ホテルなどを指します。
facilityは金融用語でも使われ、才能という意味も持っています。
まとめ
装置、装備と言った意味を持つEquipmentと施設という意味を持つfacilityはサイズで比較するとfacilityの方が大きいケースが大半です。
ただし重機をHeavy equipmentと呼び、小さな施設であれば重機や自衛隊の装備のほうが大きいこともありえますが、重機を整備する施設という概念でfacilityはより大きいとも言えます。