この記事では、「lawyer」と「attorney」の違いを分かりやすく説明していきます。
「lawyer」とは?
「lawyer」とは、英語で「弁護士」を指す言葉です。
“This matter needs to be consulted with a lawyer.”と使うと、「この件は弁護士に相談する必要がある」という意味になり、「弁護士たち」と複数形にする時には、最後に“s”を付けて「lawyers」としてください。
日本でこの資格を取得するには、司法試験に合格しないといけません。
法科大学院課程を修了するか、司法試験予備試験に合格するかによって、司法試験の受験資格が得られます。
アメリカでは州ごとに司法試験の内容が違い、受験資格も違いますが、ロースクールで規定の単位を取得しないといけないという部分は共通しており、取得した弁護士資格はその州でのみ有効となります。
「attorney」とは?
「attorney」は、「代理人」という意味になる言葉で、先の「lawyer」も、交渉事や裁判においては自分の代理人という扱いになる為、こちらでも表現することができます。
単に自分の代理となるだけの人は、こちらではなく“agent”と表現します。
こちらの「attorney」は、法的なきちんとした代理人だという意味になる言葉になり、弁護士が自分の代わりに裁判で主張してくれるような場合に使われる言葉です。
その為、この「attorney」で表現された時には、弁護士の場合が多いと考えていいでしょう。
特に日本では、弁護士以外が法的な代理人になることは許可されていないので、ほとんど同じ意味になります。
「lawyer」と「attorney」の違い
「lawyer」と「attorney」の違いを、分かりやすく解説します。
これらの言葉は、実質的には共に弁護士のことを指すことになると考えられますが、「attorney」は、“Contact my attorney for more information.”とすると、「詳しくは代理人に聞いてくれ」と表現できるように、弁護士とは直接表現しない(したくない)場合に使うといいでしょう。
ただし、前述のように、法的にその権限のない代理人には使えない言葉なので、その点に注意してください。
まとめ
「lawyer」と「attorney」は、このような違いになります。
アメリカでは、弁護士以外でもきちんとした代理人になることができる場合があり、例えば、大リーグでの選手の代理人は、全てが弁護士という訳でもありません。
そのような場合にも、正式なそれであれば、「attorney」と使うことができます。