この記事では、「KGI」と「KPI」の違いを分かりやすく説明していきます。
「KGI」とは?
ビジネスにおいて、目標設定として使われる「KGI」とは、とても重要な達成目標のことです。
例えば、売上高や利益額などがそれに当たり、それをクリアするのが最終目標となります。
英語の“Key Goal Indicator”が略された言葉で、最終地点となる“Goal”(ゴール)という言葉が入っていることから、どれだけその達成が大切なのかが分かります。
この達成の為に、大切になるのが以下で紹介する「KPI」です。
「KPI」とは?
「KPI」は、“Key Performance Indicator”の略で、「KGI」の達成に向けた、途中過程における目標になります。
例えば、1年間で売上高を昨年より1千万円増やすことが「KGI」の場合、この「KPI」は、最初の3ヶ月で前年比にして250万円以上のアップ、半年で500万円以上のアップといったように設定されると考えていいでしょう。
このように、その「KPI」をクリアしていければ、最終的に「KGI」に届くと思われるように考え、いくつかの段階(期間)に分けて設定するものです。
「KGI」と「KPI」の違い
「KGI」と「KPI」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つの言葉は、そのビジネスにおける最終目標が「KGI」で、その達成の為には、設定されている「KPI」をクリアしていく必要があるという関係になります。
先の例では、1年で1000万円の売上げアップという目標に対し、3ヶ月ごとに250万円以上のアップという「KPI」を設定しています。
アップする目標金額を、期間で割って出している「KPI」となっており、とても分かりやすい例となっていますが、実際には、売上額が落ちるシーズンなども考慮した設定となると考えてください。
よって、最初の3ヶ月は300万円以上(売上額が比較的高いシーズンなので)、半年で500万円以上(この3ヶ月は少し落ちると考えて)などといった具合に、これまでの実績も踏まえた細かい設定が必要になります。
まとめ
「KGI」と「KPI」は、このように違う言葉です。
これらは、「KPI」をクリアしていければ、「KGI」に届く(であろう)と考えて設定されるものです。