「フリーダム」と「リバティ」の違いとは?分かりやすく解釈

「フリーダム」と「リバティ」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「フリーダム」「リバティ」の違いを分かりやすく説明していきます。

2つの言葉には、どのような意味と違いがあるでしょうか。

「フリーダム」とは?

「フリーダム」とは?

「フリーダム」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「フリーダム」は、「freedom」と英語表記します。

「フリーダム」「自由」という意味があります。

ただし「自由」の中でも、「受動的なもの」を意味するという特徴があります。

何もせずとも、その人に与えられている自由や、ただ与えられるような自由のことを、「フリーダム」と呼びます。

例えば、「表現の自由」は、あって当たり前のものと考えることができるため、「freedom of the speech」と、「フリーダム」を使った文章になります。

そのため、「自由に意見を述べることができる」という場合は、「意見を述べるためのフリーダムがあってしかるべきだ」などという文章にできます。

このように「フリーダム」には、「自由」という意味がありますが、最初からあるもので、あって当たり前だと感じらえるような「自由」に対して、「フリーダム」という言葉を使うことができます。

「リバティ」とは?

「リバティ」とは?

「リバティ」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「リバティ」「liberty」と英語表記します。

「リバティ」は、「自由」という意味があります。

「自由」という意味がありますが、ただし「リバティ」の場合の自由は「能動的な自由」を意味する言葉になります。

この場合の「自由」は、生まれ持って与えられている当たり前のものではなく、逃走などにより、勝ち取る必要がある「自由」を意味します。

例えば、アメリカ合衆国の象徴でもある「自由の女神」は、フランス革命の女神で、「勝ち取った自由」の象徴でもあります。

そのため、「自由の女神」は、英語にすると「The statue of liberty」となり、「リバティ」が使われています。

何か制約や理不尽なルールがある時、戦い、勝ち取る自由の場合は、「リバティ」という言葉を使うようにしましょう。

「フリーダム」と「リバティ」の違い

「フリーダム」と「リバティ」の違い

「フリーダム」「リバティ」の違いを、分かりやすく解説します。

「フリーダム」「リバティ」は、どちらも日本語にすると、「自由」になります。

同じ意味を持つ同義語と考えることができますが、ニュアンスの違いがあります。

「フリーダム」の場合は、始めから備わっているような受身の自由を意味するという特徴があります。

一方の「リバティ」は、権力闘争などに勝ち、手に入れた能動的な自由を意味するという特徴があります。

このように、能動的な自由を意味する「リバティ」と、受身的な自由を意味する「フリーダム」という違いがあります。

まとめ

まとめ

「フリーダム」「リバティ」の違いについて見てきました。

2つの言葉には「自由」という同じ意味がありますが、ニュアンスには大きな違いがありました。

勝ち取った自由は「リバティ」、与えられている自由は「フリーダム」を使うようにしましょう。