「三十路」と「アラサー」の違いとは?分かりやすく解釈

「三十路」と「アラサー」の違い新語・ネット語

この記事では、「三十路」「アラサー」の違いを分かりやすく説明していきます。

2つの言葉には、どのような意味と違いがあるでしょうか。

「三十路」とは?

「三十路」とは?

「三十路」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「三十路」は、「みそじ」と読みます。

「三十路」は、「30歳」という意味があります。

もともと「みそち」と表記しており、「20歳」のことを「はたち」と呼ぶように、「みそち」と呼んでいましたが、「三十路」という漢字が当てられて、現在は「みそじ」と呼ばれるようになっています。

年齢を重ねて、いよいよ30歳の誕生になると、「三十路」となり、「誕生日を迎えて、三十路となった」などという文章を作ることができます。

また、結婚適齢期に入り久しい30代の女性に対して、家族などが、早く結婚するよう説教することがあるかもしれません。

このような場面で親は、「三十路を超えて久しいのに、まだ結婚してないなんてありえない」などというかもしれません。

「アラサー」とは?

「アラサー」とは?

「アラサー」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「アラサー」「アラウンドサーティ」の略語で、「around thirty」と英語表記します。

「アラサー」は、「30歳前後の人」を意味する言葉になります。

2006年頃に流行した言葉で、その時代に30歳前後を迎えた女性のことを意味する言葉でした。

この時代の「アラサー」の女性は、学生時代にルーズソックスを着用しあり、放課後にプリクラを楽しんだ世代で、ファッション業界が特集しやすい世代だったと考えられています。

20代後半に入ると、「私もそろそろアラサーだ」などと言う人がいます。

また、自覚としては最近まで20代後半だったのに、気付けば、30代後半に入っていると感じたときは、「ついこの前アラサーになったと思ったら、もうアラフォーだ」などと言って、嘆くかもしれません。

「三十路」と「アラサー」の違い

「三十路」と「アラサー」の違い

「三十路」「アラサー」の違いを、分かりやすく解説します。

「三十路」は、「30歳」という意味があります。

一方で、「アラサー」は、「30歳前後の人」を意味する言葉になります。

このように、どちらも30歳前後の人を指す言葉という共通点があります。

ただし「三十路」は、「30歳」の人を表す言葉で、29歳も、31歳も含まない言葉なのに対して、「アラサー」「だいたい30歳」の人を指す言葉のため、28歳くらいから、32歳前後の人のことを指すという違いがあります。

よく「三十路」「30代」と勘違いしていて、30代の男女全てを指す言葉だと思っている人がいますが、それは間違った記憶になります。

このように、「三十路」は30歳を意味し、「アラサー」は、30歳前後の人を意味するという違いがあります。

まとめ

まとめ

「三十路」「アラサー」の違いについて見てきました。

2つの言葉には、明確な意味の違いがありました。

2つの言葉の意味の違いを知ることで、混同せずに使い分けることができるようになりそうです。