「スムージー」と「シェイク」はどちらもどろりとした食感が特徴的な飲み物ですがどのような違いで区別されているのでしょうか。
今回は、「スムージー」と「シェイク」の違いについて解説します。
「スムージー」とは?
「スムージー」とは、「固形の食品を細かく砕いて作られる飲料」を意味する言葉です。
「スムージー」の由来は「平らにする」「滑らかにする」という意味をもつ英語の「smooth(スムーズ)」です。
「本来は飲むものではない固形の食品を細かく砕いて水分を加えて滑らかにし飲めるように加工したもの」を「スムージー」といいます。
「スムージー」と呼ばれる飲み物に使われている主な材料は固形の食品です。
一般的には凍らせた野菜や果物などを水や牛乳などの水分と一緒にミキサーで粉砕して混ぜあわせ味つけをして作られます。
食品そのものに水分がたっぷり含まれている場合は水を加えず細かく砕くだけで完成します。
「スムージー」の最大の特徴は「食品をまるごと簡単に食べられること」です。
固形の状態では食べにくい野菜や寮の多い果物も粉砕して飲み物に加工すると容易に摂取できます。
食感の悪い皮の部分などもまるごと摂取できるので食品に含まれる栄養をあますところなくとれるのが「スムージー」の魅力です。
朝起きてすぐは内臓が十分に活動していないため固形物を食べるのを苦手にする人も少なくありません。
そのような人にとって必要な栄養を手軽に飲むだけでとれる「スムージー」はピッタリの飲料です。
野菜などそのままでは食べにくい食品も果物やはちみつと混ぜて味を整えて「スムージー」にすれば美味しく摂取できます。
「スムージー」の使い方
・『いろいろな野菜を入れてグリーンスムージーを作る』
・『スムージーにははちみつで味をつけている』
・『凍らせたバナナで作るスムージーが人気だ』
・『朝食代わりにスムージーを飲んでいる』
「シェイク」とは?
「シェイク」とは、「アイスクリームをベースに牛乳や砂糖などを混ぜて作られる冷たくて甘い飲料」を意味する言葉です。
主にファストフード店などで提供されている「シェイク」は簡単に説明すると「飲むアイスクリーム」です。
もともとはミルクと卵黄を使った甘い飲み物「ミルクセーキ」がベースとされていますが、卵黄の代わりにアイスクリームを使ったレシピがアメリカで大流行し別の名前がついたのが「シェイク」の始まりとされています。
濃厚なのどごしと冷たく甘い味わいにより大流行した「シェイク」はファストフードチェーンの進出とともに日本でも知られるようになりました。
飲み物でありながらスイーツの特徴も備える独特な存在感を持つ飲み物です。
「シェイク」の使い方
・『ハンバーガーと一緒にシェイクを注文する』
・『シェイクはバニラよりストロベリーが好きだ』
・『同じシェイクでも店によって味に違いがある』
・『シェイクが溶けてしまうので急いで帰る』
「スムージー」と「シェイク」の違い
「スムージー」と「シェイク」の違いは「材料」です。
「スムージー」は凍らせた野菜や果物など固形の食品を材料に使い、その材料をまるごと摂取するために作られる飲み物を指します。
「シェイク」はアイスクリームや牛乳などを材料にして作られフレーバーで味や香りを加えたものを指します。
飲む食べ物が「スムージー」、飲むアイスクリームが「シェイク」という違いで区別されます。
まとめ
「スムージー」と「シェイク」はどちらも半固形状の飲み物で見た目は似ていますが作り方や材料がまったく異なります。
何を材料に使っているのかで区別してください。