「してない」と「していない」の違いを詳しく説明していきます。
「してない」と 「していない」の違い
「してない」は、「していない」から「い」を抜いた、いわゆる「抜き言葉」と呼ばれます。
よって、意味は同じで、共に「行っていない」と置き換える言葉です。
そして、その「行っていない」もまた、「行ってない」と抜き言葉にすることができ、これらは主に若者に使われています。
ですが、正式には「していない」とするべきなので、ビジネスや比較的堅い文章では、抜き言葉にはしない方がいいでしょう。
「しない」と「していない」の違い
「しない」は、「行わない」という断りの表現となり、「していない」は、「行っていない」という解釈なので、これらは意味が異なります。
行わないという意志が「しない」で、行わなかったことを後から表す言葉が「していない」となります。
まとめ
抜き言葉はこの他にも多く、「食べられない」を「食べれない」としても意味は同じなのがその例です。
ただし、先のようにビジネスなどには向いていない為、「していない」も「してない」と抜き言葉にせず、正しく使うことを普段から心掛けておくこと方がいいでしょう。