この記事では、「Ourselves」と「Ourself」の違いを分かりやすく説明していきます。
見分けの難しい語を、区別していきましょう。
「Ourselves」とは?
「Ourselves」とは「私たち自身に」や「私たち自身の」こと。
「私たち」の複数形をあらわします。
ちなみに元の形は「myself」です。
myselfは「私自身」をあらわします。
「私たちに」や「私たちを」と伝えるので、英文では文中や文の終わりに登場します。
自分を含めた複数の人をあらわす言葉で、代名詞になります。
強い思いを表現することもある、力強い意味合いの言葉です。
仲間内で用いるため「between ourselves」というと「ここだけの話になりますが」という慣用句になります。
この場合は聞いている相手も含めた、その場にいる人たち全員が「Ourselves」です。
「Ourselves」は「以前の私たち」という過去の意味合いで訳されることもあります。
英文によって意味が変化しやすい用語なので、たくさんの文に触れてニュアンスをつかんでいきましょう。
「Ourself」とは?
「Ourself」とは私たち自身のこと。
ネイティブが話し言葉で使う、くだけた表現です。
「我々」と同じような意味があって、複数の人の代名詞として用いられています。
書き言葉では「Ourselves」が正しい表記になるので、間違えて覚えないように注意しておきましょう。
「Ourselves」と「Ourself」の違い
どちらも「~自身」とあらわせます。
「Ourselves」と「Ourself」の違いを、分かりやすく解説します。
・英文として正しいのは、Ourselves
「Ourselves」と「Ourself」は、よく似た表現です。
二つを比べたとき、必ず覚えておきたいのは「Ourselves」です。
「Ourselves」は「myself」を複数形にしたもので、「私たち自身を」のことです。
2人称の「Yourselves」や3人称の「Themselves」と混在しやすいので、区別しておきましょう。
どちらも中学と高校英語で、よく出題される表現です。
一方で「Ourself」はおもにネイティブ同士の会話や、くだけた文で使われる表現です。
日本の外国語の教科書に載っているのはOurselvesとなります。
テストで「Ourself」と書いてしまうと、明らかなミスになるので気を付けておきましょう。
Ourselvesは文中や文末に置かれることが多く、主語を補完するように訳していきます。
動作を強調したり、繰り返したりする場合に用いています。
まとめ
「Ourselves」と「Ourself」の違いを分かりやすくお伝えしました。
「Ourselves」は「私たち自身を」の表現になります。
「Ourself」はネイティブが使う表現で、テストの文法としては、正しくない言い回しです。
色々な文をマスターして、本物の英語力を身に付けていきましょう。