「コンパネ」と「ベニヤ」の違いとは?分かりやすく解釈

「コンパネ」と「ベニヤ」の違い専門用語・業界用語

木材として知られているものの中に「コンパネ」「ベニヤ」があります。

この記事では、「コンパネ」「ベニヤ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「コンパネ」とは?

「コンパネ」とは?

「コンパネ」とは、コンクリートの型枠用の合板のことです。

強度が高く、耐水性があるのが特徴です。

「コンパネ」を使った例文をいくつかご紹介します。

『建築現場では、厚さが12mmの耐水ラワン合板をコンパネと呼んでいます』、『コンパネは耐水性があるので、屋外での使用に大変便利です』、『コンパネは本来、コンクリートの型枠で使用するものですが、最近ではDIYでも利用されるようになりました』、『コンパネのサイズは900mm×1800mmの寸法が基本の規格となっています』、『コンパネは丈夫な上に、安価で購入することができるので、さまざまな工作に応用できます』「コンパネ」と似た意味を持つ言葉としては、「コンクリート型枠用合板」「コンクリートパネル」、あるいは「パネコート」などが挙げられます。

「ベニヤ」とは?

「ベニヤ」とは?

「ベニヤ」とは、木から皮を剥くように切り出した単層の一枚の薄い板のことを意味しています。

また、二枚以上の薄い板材を貼り合わせて作った板を「ベニヤ合板」と言い、建築や家具などに使われています。

「ベニヤ」を用いた例文をいくつか挙げてみます。

「ベニヤ板」は単層の一枚板のことですが、中には「ベニヤ合板」「ベニヤ板」と呼んでいる人もいるようです』、『ベニヤ板一枚だけでは強度が足りないので、ベニヤ合板を使いたいと思います』、『ホームセンターでベニヤ板を購入しました』、『ベニヤには数多くの種類があるので、用途に合わせて選ぶことができます』、『この小屋はベニヤ一枚だけの、簡単な作りになっていました』「ベニヤ」の類似語は「単板」「ベニヤ板」、あるいは「ベニヤ合板」などがあります。

「コンパネ」と「ベニヤ」の違い

「コンパネ」と「ベニヤ」の違い

「コンパネ」「ベニヤ」の違いを、分かりやすく解説します。

「コンパネ」とは、コンクリートの型枠用の合板のことを表します。

一方、「ベニヤ」は木から皮を剥くように切り出した単層の一枚の薄い板のことを言います。

「コンパネ」は合板の一種ですが、「ベニヤ」は単層の一枚板のことなので、この点が違っています。

まとめ

まとめ

「コンパネ」「ベニヤ」はそれぞれの特性を活かせば、本来の用途以外の使い方をすることもできます。

DIYが人気の趣味となり、仕事以外でもさまざまな木材をホームセンターで購入する人が増えてきました。

既存のものを超えて、自分の新たな発想から、今までにはないようなものを作りあげていくことができるのも、DIYの面白いところです。

大掛かりなものになってくると、資格がないとできない作業もあるので、場合によっては専門業者にお願いすることも必要になります。

ですが、DIYをきっかけに新たな資格を取得していくと言うのも良いかもしれません。

自分でできる範囲が広がれば、今まで以上に、自由に作りたいものを生み出しやすくなるでしょう。