みなさんはギターの「サテンフィニッシュ」と「グロスフィニッシュ」というものがどのような意味を持っているかご存知でしょうか?
そこでこの記事では、ギターの「サテンフィニッシュ」と「グロスフィニッシュ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「サテンフィニッシュ」とは?
「サテンフィニッシュ」とは「表面のサラサラしたツヤ消し仕上げのこと」を指しています。
別名「マットフィニッシュ」とも呼ばれることがありますが、「サテンフィニッシュ」の表面には「凹凸が残った状態にすることでツヤを出さないようにする加工」です。
そのために「サテンフィニッシュ」のキターネックは、ベタつくことがなくサラサラした手触りで演奏性が高いのです。
「グロスフィニッシュ」とは?
「グロスフィニッシュ」とは「ツヤのある仕上げのこと」を意味しており、塗装後に表面をコンパウンドで磨いてツヤを出していくのです。
ギターの「サテンフィニッシュ」と「グロスフィニッシュ」の違い
では、ここでギターの「サテンフィニッシュ」と「グロスフィニッシュ」の違いを見て行きましょう。
どのような相違点があるでしょうか?「サテンフィニッシュ」とは「表面のサラサラしたツヤ消し仕上げのこと」であり「凹凸が残った状態にすることでツヤを出さないようにする加工」されているために、手触りで演奏性が高いっ点は特徴です。
一方の「グロスフィニッシュ」とは「ツヤのある仕上げのこと」を意味しており、このことから 「サテンフィニッシュ」は「サラサラした仕上がり」で、「グロスフィニッシュ」は「テカテカした仕上がり」ということができるのです。
「サテンフィニッシュ」の例文
ここで「サテンフィニッシュ」の例文を見て行くことにいたしましょう。
具体的には次のような文章が挙げられます。
・『サテンフィニッシュテイストのギターはサラサラして滑りがいいので、とても演奏性が高くなります』
・『サテンフィニッシュは一部のポリッシュやワックスを使うことができないので注意が必要です』
「グロスフィニッシュ」の例文
続いて「グロスフィニッシュ」の例文を見て行きましょう。
この言葉はどのような使い方ができるでしょうか?
・『グロスフィニッシュのギターは、表面上にポリウレタンやラッカーなどが吹き付けられているので、ピアノのように表面が輝いて美しいのです』
・『グロスフィニッシュはケアするのが大変なのですが、見た目がキレイなので、全く嫌になることがありません』
まとめ
ここまでギターの「サテンフィニッシュ」と「グロスフィニッシュ」がどのようなものなのか、違いも含めて説明してきました。
ギターにこだわりを持つ人であれば、これらの違いをよく知っているでしょうが、あまりギターに縁のない人にとっては、初めて耳にする言葉かもしれません。
それだけにこれからギターを始めようと考えている方は各々の特徴を理解して購入するようにしたいものです。