「弓道」と「アーチェリー」の違いとは?分かりやすく解釈

「弓道」と「アーチェリー」の違いスポーツ

弓を引く姿に憧れる人も多いでしょう。

「弓道」をしてみたいですか、それとも「アーチェリー」をしてみたいですか。

この記事では、「弓道」「アーチェリー」の違いを分かりやすく説明していきます。

「弓道」とは?

「弓道」とは?

弓で矢を射る武道です。

昔は、狩猟、戦い、儀式の際に行われ、明治以降、修練による人間形成を理念とし、近代競技として一般に普及しました。

弓術とも言います。

「アーチェリー」とは?

「アーチェリー」とは?

西洋式の弓術です。

また、それに用いる洋弓のことを言います。

標識を狙い、得点を争います。

「弓道」と「アーチェリー」の違い

「弓道」と「アーチェリー」の違い

「弓道」「アーチェリー」の違いを、分かりやすく解説します。

「弓道」「アーチェリー」は、両方とも弓を扱い的に当てるスポーツですが、生まれた国が違うため、弓の性能も違い、それによって得点の数え方、弓の引き方も違います。

また、試合でもそれぞれ違う服装です。

「弓道」は日本伝統のスポーツで特殊な弓の形をしていて、的に当てることが難しく、的に当たった本数が得点になります。

弓を引くときは右手を耳の後ろまで引き、服装は袴と決められています。

「アーチェリー」は道具の性能が高く、的にも当たりやすいため、的に当たったかどうかだけではなく、中心部に当てた方が得点は高くなります。

弓を引くときは顎までしか引きません。

服装は自由ですが、チーム内で統一します。

「弓道」の例文

「弓道」の例文

「弓道」の例文を紹介していきます。

・『私は弓道の試合にようやく出させてもらえました』
「弓道」は正しく引かないと怪我する可能性があるため、最低でも半年ほど練習しなければ的前に立てません。

・『あなたのように弓道を続けて姿勢を正したいと思っています』
「弓道」で正しく弓を引けるようになれば、美しい姿勢を保てるでしょう。

・『彼は弓道で使う袴を忘れたため、家まで取りに帰りました』
「弓道」は試合中、袴を着なければなりません。

「アーチェリー」の例文

「アーチェリー」の例文

「アーチェリー」の例文を紹介していきます。

・『私は夏に旅行したとき、アーチェリーを体験しました』
アーチェリーは初心者でも弓を引けるため、すぐ的前に立てます。

体験させてくれるところも多いでしょう。

・『私は体力がないけれど、アーチェリーならできるかもしれないと考えています』
アーチェリー選手は中高年の方も多く、体力が衰えてきても比較的続けやすいスポーツです。

・『彼女はアーチェリーが趣味なためか、集中力があります』
「弓道」「アーチェリー」も的に当てるためには集中力が必要になります。

まとめ

まとめ

「弓道」「アーチェリー」は両方とも弓を引き的に当てるスポーツですが、生まれた国が違うため、道具から服装まで多くのルールが違います。

「弓道」は扱うことが難しい弓で耳の後ろまで引き、的に当てた矢の本数で得点を競います。

「アーチェリー」は扱いやすい弓で顎まで引き、的の中心部に当てることで得点を競います。

「弓道」「アーチェリー」も精神力や集中力が必要です。

どちらも矢に当たると命に関わるため、安全な場所で正しく扱うようにしましょう。