この記事では、「回答」と「解答」の違いを分かりやすく説明していきます。
「回答」とは?
「回答」は、何かしらの問いに対しての返事という意味です。
「これについて、回答を求めます」と使われたとすると、その件についての返事が要求されていることになります。
「質問状に対して何も回答がない」、「あちらの回答次第では、それも考えないといけない」などと使われる言葉で、返事という意味で広く用いられています。
尚、必ずしも思ったような内容であるとは限らず、中には全く的を射ないものあるでしょう。
ですが、それらも含めて返事となるものであれば、全て「回答」と表現することができます。
「解答」とは?
「解答」とは、問題として出題された内容に対する答えのことになります。
例えば、100×3は?という問題の「解答」が300となるという具合です。
ですが、これを間違えて400などとした場合でも、「解答」には変わりません。
つまり、問題に対して答えをして出したものであれば、内容は問わずに使える言葉だと解釈してください。
試験で、問題用紙と解答用紙に分かれている場合に、解答用紙には正しい内容以外のことが書かれる場合も少なくありません。
これが分かりやすい例になるでしょう。
「回答」と「解答」の違い
「回答」と「解答」の違いを、分かりやすく解説します。
「回答」は、返事となる内容に広く使える言葉で、「解答」の方は、問題に対する答えという意味になります。
どちらも正しい(と思われる)内容だとは限らず、特に「回答」の方は、色々な形で行われるもので、言葉や文章ではなく、映像などで示される場合もあります。
「解答」が正しいのかどうかの判断は、「正答」との比較によって行われます。
この「正答」は、正しい答えという意味になる言葉です。
まとめ
「回答」と「解答」の違いは、以上になります。
大雑把に言えば、どちらも問いに対する返事のことですが、「解答」は、問題として出題された内容にのみ使える表現になります。