この記事では、「セルフカバー」と「カバー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「セルフカバー」とは?
「セルフカバー」の意味と使い方について紹介します。
意味
「セルフカバー」とは、「作曲者が、過去に他人に楽曲を提供したものを、自分自身で演奏したり歌ったりして持ち歌として発表すること」という意味です。
自分の曲ですのでクレジットがあれば好きに歌えます。
使い方
「セルフカバー」は、“self-cover”のことですが、和製英語で海外では通用しません。
その人が作詞・作曲をした楽曲を、既に他人に提供して発表された後で、自分の歌として発表することを言います。
有名なミュージシャンが作った楽曲が大ヒットすると、そのミュージシャンのオリジナルを聴きたいと思う人が多く、本人がそれに応えて歌ってヒットさせることも多いのです。
また、中には一度自分が発表した曲を、リミックスしたりアレンジを変えたりして再度発表させることという意味で使われることもあります。
「カバー」とは?
「カバー」の意味と使い方について紹介します。
意味
「カバー」とは、「最初に誰かが発表した曲を、後から他の人が演奏して発表すること」という意味です。
最初に発表した曲は「オリジナル」「原曲」と言います。
使い方
「カバー」は英語の“cover”で、海外では「カバーする」という動詞として使われ、後から追ってかぶさる様に発表することからこの様に言います。
全く原曲通りに演奏することもあれば、アレンジを加えて大きく変えて演奏することもあります。
勝手に「カバー」することはできず、必ず作曲者の許可が必要になります。
「セルフカバー」と「カバー」の違い!
「セルフカバー」は、「自分が作って他人に提供して発表された楽曲を、その後自分が歌って発表すること」です。
「カバー」は、「最初に人が発表した楽曲を、その後他人が歌って発表すること」です。
まとめ
「セルフカバー」と「カバー」は、元々誰が作った楽曲かで使い分けがあります。
音楽活動をする人は違いを覚えておきましょう。