この記事では、「悪乗り」と「はしゃぎ過ぎ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「悪乗り」とは?
「悪乗り」の意味と使い方について紹介します。
意味
「悪乗り」は、「その場の雰囲気やノリに流されてしまい、度が過ぎた言動をすること」という意味です。
その場が浮かれた雰囲気になった時に、気が緩んでしまいつい悪い方向に乗じてしまうことを言います。
使い方
「悪乗り」は名詞であり、「悪乗りする・した」として使います。
「乗る」は、何かにかこつけて自分も同じようなことをすることを表しますが、「悪」が付いているので、普通ではなくはた迷惑な言動をすることを表しています。
お酒に酔っている時や、周囲が騒がしくてつい気が大きくなってしまった時に、自分でブレーキが利かなくなった状態のことです。
「はしゃぎ過ぎ」とは?
「はしゃぎ過ぎ」の意味と使い方について紹介します。
意味
「はしゃぎ過ぎ」は、「調子に乗ってふざけ騒ぎ過ぎること」という意味です。
楽しい、嬉しいという気持ちで一杯になってしまい、つい表現が大袈裟だったりうるさくなってしまうことを言います。
使い方
「はしゃぎ過ぎ」は「はしゃぐ」ことが「過ぎる」状態です。
「はしゃぐ」は、元は「はしやぐ」と言い、「乾く」「乾燥する」という意味でした。
昔から陰気くさいことを「湿っぽい」と言っていた為に、その反対である「乾くこと=はしゃぐ」を、「楽しくて浮かれた状態」として使う様になったのです。
更に「過ぎる」が付くことで、度を超して迷惑になるという意味も含まれています。
「悪乗り」と「はしゃぎ過ぎ」の違い!
「悪乗り」は、「周囲の雰囲気に乗ってしまい、度が過ぎた言動をすること」です。
「はしゃぎ過ぎ」は、「調子に乗ってしまい、騒ぎ過ぎてしまうこと」です。
まとめ
「悪乗り」と「はしゃぎ過ぎ」は似ていますが、言動の種類が違います。
「いい加減にしたら」と言われるのは「悪乗り」で、「うるさいよ」と言われるのは「はしゃぎ過ぎ」です。