この記事では、「主題」と「話題」の違いを分かりやすく説明していきます。
「主題」とは?
「主題」の意味と使い方について紹介します。
意味
「主題」は「しゅだい」と読み、意味は「中心となる題目のこと」「芸術作品において、作者が最も言いたいこと中心となる思想や内容のこと」「楽曲において、基本となるイメージのこと」という意味です。
ものごとの中で、最も中心となる部分、人に特に伝えたい部分のことを言います。
使い方
「主題」は文法的な用語であり、あらゆる思想や考え方、芸術作品などに使われます。
人が何かを発言したり創造する場合、必ず何か伝えたいことがあり、それを表現する為に様々な手段を使っているのです。
「主題」はその中にあり、作者の意図を最も表す部分です。
スピーチをする時にも「主題」に添って話をすることで、聞き手が理解し易くなるのです。
「話題」とは?
「話題」の意味と使い方について紹介します。
意味
「話題」は「わだい」と読み、「談話をしている時や、文章を読んでいる時に中心となる題材のこと」という意味です。
「何について話しているか」「何について書かれているか」という部分を表します。
使い方
「話題」は、その人の思想や主張ではなく、その場の雰囲気に合わせて変えられるものに対して使われます。
目の前の相手やその場の雰囲気に合わせて、最も話し易い内容を選んで話すことを表します。
「話題が豊富」「話題に詰まる」など、「話題」を操れる人はコミュニケーション能力が高いと言われるのです。
「主題」と「話題」の違い!
「主題」は、「一連の内容の中で最も相手に伝えたいこと」です。
「話題」は、「その時に合わせた会話のテーマ」です。
まとめ
「主題」と「話題」は、使う場面や意味が違います。
相手に自分の主張を伝えたい時には「主題」、単に会話がしたい時には「話題」を使いましょう。