この記事では、「紀州犬」と「甲斐犬」の違いを分かりやすく説明していきます。
似た雰囲気のある2つの言葉には、どのような意味と違いがあるでしょうか。
「紀州犬」とは?
「紀州犬」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「紀州犬」は、「きしゅういぬ」と読みます。
「紀州犬」は、「日本犬の一つで、和歌山、三重地方に産する犬のこと」という意味があります。
「紀州犬」は中型で、毛色は白が多く、頭は幅広で、首も尾も太いという特徴があります。
また、「紀州犬」の感覚や動作とも鋭敏で、猟犬や番犬として飼育されることも少なくありません。
このように、日本の犬らしい姿をしている犬で、さらに白い毛色の犬を見た時、「紀州犬」の可能性が高いかもしれません。
例えば、猟犬として白い犬が飼育されているのを見た時、「この犬は、紀州犬ですか」と尋ねてみるといいかもしれません。
また、番犬として犬を飼いたいと思っていた人が、和歌山、三重地方に産した犬を飼い始めるかもしれません。
この場合は、「番犬として、紀州犬を飼育することにした」などという文章を作ることができます。
「甲斐犬」とは?
「甲斐犬」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「甲斐犬」は「かいいぬ」と読みます。
「甲斐犬」は、「日本犬のひとつで、山梨県原産の犬のこと」という意味があります。
「甲斐犬」は中型で、体高は約45cm、毛色は虎毛という特徴があります。
敏捷な動作をする犬のため、猟犬として飼育されることが少なくありません。
このように、猟犬として飼育されている、虎毛の日本犬を見た場合は、「飼い犬」と呼ぶことができそうです。
例えば狩猟を趣味として始める時、山梨原産の虎毛の犬の赤ちゃんを飼育し始めるかもしれません。
この場合は、「狩猟の相棒にするために、甲斐犬の赤ちゃんを育て始めた」などという文章を作ることができます。
また、山梨出身の人が、地元の犬を飼育したいと思う場合は、「山梨県出身なので、どうせなら甲斐犬を飼育したい」などという文章にできます。
「紀州犬」と「甲斐犬」の違い
「紀州犬」と「甲斐犬」の違いを、分かりやすく解説します。
「紀州犬」は、「日本犬の一つで、和歌山、三重地方に産する犬のこと」という意味があります。
一方で「日本犬のひとつで、山梨県原産の犬のこと」という意味があります。
このように、「紀州犬」と「甲斐犬」も、日本犬という共通点があります。
ただし、「紀州犬」は、和歌山、三重地方で産した犬なのに対して、山梨県で産した犬が、「甲斐犬」という違いがあります。
また、「紀州犬」は、白い毛が特徴的なのに対して、「甲斐犬」は、虎毛が特徴という違いもあります。
まとめ
「紀州犬」と「甲斐犬」の違いについて見てきました。
2つの言葉には明確な意味の違いがありました。
2つの言葉の違いを知ることで、日本犬を見たときに、どちらが「紀州犬」で、どちらが「甲斐犬」か、言い間違えることがなくなりそうです。