この記事では、「ライバル」と「敵」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ライバル」とは?
「ライバル」とは、自分側と実力が近い、伯仲していると考えられる関係の相手を指して使う言葉です。
「対戦表を見ると、ライバルと目されるのは○○だけだ」のような使われ方になり、一番手ごわいの相手だという意味にとれますが、実力に明らかに差がある時には使えない表現で、相手が強過ぎるような時には、「ライバルにさえなれない」などと用いられることがあります。
よって、いい勝負になる、それができるという関係に対して使う言葉で、相手が弱過ぎると考えた時にも使うことはありません。
「敵」とは?
「敵」とは、自分側と対峙する(ことになる)相手のことで、「味方」以外だと考えていいでしょう。
ただし、この「敵」でも「味方」でもないという存在もある為、「味方」以外が全て「敵」だという訳でもありません。
この「敵」には、簡単に勝つことができる相手や、とても敵わないという相手、先の「ライバル」となるいい勝負だという相手など、自分側との力関係は様々です。
どのような相手であっても、倒すべき存在(それが無理だとしても)であれば、全て「敵」だと表現できます。
「ライバル」と「敵」の違い
「ライバル」と「敵」の違いを、分かりやすく解説します。
「ライバル」は、いい勝負になる「敵」のことで、その「敵」は、対峙する関係になる相手全てのことになります。
ただ、「ライバル」と使ったとしても、その相手はそうとは思っていない(向こう側からすると、簡単に勝てると思っている、などの理由で)場合もあります。
よって、「一方的にライバル視しているだけ」や、「お互いが認めるライバル関係」といったような使われ方も多い言葉です。
まとめ
「ライバル」と「敵」は、このような関係になる言葉です。
「ライバル」は「敵」と表現される中で、実力的に近い相手に対して使われると覚えておきましょう。