「断捨離」と「片付け」の違いとは?意味を詳しく解釈

「断捨離」と「片付け」の違い言葉・カタカナ語・言語

雑誌やメディアなどで「断捨離」「片付け」という言葉が使われることがあります。

この2つの違いはどの様な点なのか、使い方や例文なども併せて紹介します。

「断捨離」の意味や使い方

「断捨離」の意味や使い方

「断捨離」の意味や使い方を紹介します。

「断捨離」の意味

「断捨離」とは、「不要なものを捨てて、ものへの執着を捨てることで、人生の質や運気を向上させようとする考え方のこと」です。

2009年に雑誌で紹介された言葉で、新しいライフスタイルに開運術も付随してくる方法として注目されました。

「断捨離」の言葉にはそれぞれ意味があり、「断=入ってくる不要なモノを断つ」「捨=不要なモノを捨てる」「離=モノへの執着から離れる」で成り立っています。

「断捨離」の使い方

「断捨離」は名詞で、「断捨離する・した」と動詞を伴って使います。

但し、いらないから、邪魔だからと捨てるのではなく、「自分にとって本当に必要なもの」を厳選して残すという意味で使われます。

また、処分した後は余計なものを増やさない様に留意することも含まれています。

「片付け」の意味や使い方

「片付け」の意味や使い方

「片付け」の意味と使い方について紹介します。

「片付け」の意味

「片付け」の意味は、「周囲に散らばっているものをきちんとした状態にすること」です。

ものが散乱して秩序立っていない場所を整理してスッキリさせることを言います。

ただまとめるのではなく、後から使い易い様に順序立てて並べたり、汚れているものは掃除をしたりすることも含まれます。

「片付け」の使い方

「片付け」は、その場所の空間を有効活用する時に使います。

ものを捨てるのではなく、整理整頓して空間を作り出す時に使います。

「片づけ」は名詞ですので「片づけをする・した」と使ったり、動詞として「片付ける・片付けた」と使います。

「断捨離」と「片付け」の違い

「断捨離」と「片付け」の違い

「断捨離」「片付け」の違いは以下の2つです。

1つ目は、「断捨離」「不要なものを捨てて、余計なものを増やさない様にすること」であり、「片付け」「捨てるものがなく、単に整理整頓するだけのこともある」という点です。

2つ目は、「断捨離」「部屋をスッキリさせることで人生を見直して運気を呼び込む目的で行う」ものであり、「片付け」「気持ちをスッキリさせたり心機一転を図る為に行う」ものであるという点です。

より人生に影響を与える整理整頓術が「断捨離」で、一時期に気持ちを落ち着かせる為に行うのが「片付け」と言えます。

「断捨離」を使った例文と意味を解釈

「断捨離」を使った例文と意味を解釈

「思い切って断捨離したら、ワンルームの部屋がやたらと広くなった」 ワンルームの部屋に普段使わない家具や雑貨があったのですが、思い切って必要のないものを処分したところ、部屋がやたらと広く感じる様になったことを表しています。

「片付け」を使った例文と意味を解釈

「片付け」を使った例文と意味を解釈

「片づけをしたら昔の写真が出てきて懐かしく思い、手が止まってしまった」 部屋の整理整頓をしていたら、昔のアルバムが出てきて、余りの懐かしさに作業を中断してしまったことを表しています。

まとめ

まとめ

「断捨離」「片付け」の違いは「人生に影響を及ぼす目的で行うか、一時的なものか」という点です。

意味を知って使い分けられる様になりましょう。