「密着」と「接着」の違いとは?分かりやすく解釈

「密着」と「接着」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「密着」「接着」の違いを分かりやすく説明していきます。

「密着」とは?

「密着」とは?

「密着」とは、ぴったりとくっ付くことの表現です。

その意味から、「寒くなったので、密着している恋人同士をよく見るようになった」といった使われ方になりますが、「密着取材」と題して、付かず離れずの距離間での取材だと表現する為にも使える言葉です。

基本的には、ぴったりとくっ付いていないとこの「密着」とは表現しませんが、その「密着取材」のように、常に周りに居る、付いているという意味でも使うことができます。

「接着」とは?

「接着」とは?

「接着」は、くっ付けること、くっ付いていることを表します。

「ここを接着して欲しい」とした時には、その部分に対してくっ付けて欲しいと言っており、「いくつかの木材が接着されて作られた模型だ」のような使い方では、いくつかの木材によって(それらがくっ付いて)できている模型だと表現しています。

そのような物同士の結び付きに対して使われる表現なので、人同士は対象になりません。

ですが、「間違って指に接着してしまい、なかなか剥がれなくて困った」のように、人と何かがくっ付いたという場合にも用いることができます。

「密着」と「接着」の違い

「密着」と「接着」の違い

「密着」「接着」の違いを、分かりやすく解説します。

「密着」は、人や物を問わず使える言葉ですが、「接着」の方は、物と物、または物と人のくっ付きに対して使われる表現になります。

物が「密着」しているとすると、ただくっ付いているだけでなく、ぴったりとくっ付いていると解釈できます。

また、「冬のコートは体に密着していないと暖かくない」のように、人と物の関係にもよく使われる言葉です。

先の「密着取材」は、ぴったりとくっ付いて離れないという表現の比喩として用いている例になり、書いたように付かず離れずの取材のことだと解釈できます。

まとめ

まとめ

「密着」「接着」は、このような言葉です。

「接着材」とすると、くっ付ける為の材料のこととなり、各種のボンド類がそれとして有名です。