この記事では、「しんどい」と「面倒くさい」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「しんどい」とは?
体が疲れてしまい、動くのが困難と思うとき使うのが「しんどい」です。
いまいち疲れが取れず、前向きに仕事ができないと思う人が、自分の辛い状態を伝えるとき使います。
使い方としては、「昨日の疲れが抜けず、動くのがしんどい」といかに体が軽快に動かせない状態を表すのです。
このような意味から、気分がのらないので楽しめないとき「今日はしんどいから行きたくない」と思う気持ちを伝えます。
「面倒くさい」とは?
体はさほど疲れていないのに、気分がのらないので仕事に行きたくないと思うとき「面倒くさい」【めんどうくさい】といいます。
このようなところから、遠い場所に行くのは疲れるので行きたくないと思う自分の気持ちを伝えるのです。
また、何度も同じ作業ばかりしていると飽きてやりたくないと伝えるとき「面倒くさいからやらない」と放棄します。
このように、もう嫌だと感じる場面で自分の気持ちを表す言葉です。
「しんどい」と「面倒くさい」の違い
ここでは「しんどい」と「面倒くさい」の違いを、分かりやすく解説します。
とても辛い状況におかれた人が苦痛をあらわにするとき使うのが「しんどい」です。
「もうしんどいからこの作業はやめたい」と思う気持ちを伝えます。
それだけ疲れてしまう作業を何時間もやらされている人が使うのです。
もう一方の「面倒くさい」はもうこれ以上同じ作業したり、面白くない作業するのは嫌だと思う気持ちを伝えます。
「しんどい」は精神的に苦痛に感じるとき使い、「面倒くさい」は肉体的に辛いと思う状況で使うといったところが違う点です。
「しんどい」の例文
・『腰が痛いので、荷物を運ぶ仕事は正直しんどい』
・『仕事はしんどいが、やるほど給料が高くなるので頑張れる』
「面倒くさい」の例文
・『面倒くさいと思うからやりたくないと感じるのだ』
・『面倒くさい仕事でもやり遂げれば幸せな気持ちになる』
まとめ
酷くつらい状態の人が嘆くとき使う言葉ですが、本音を伝えて自分がおかれた状況を分かりやすく伝えられる言葉です。
いつ、どのような場面で使えばいいか着目して使い分けてみましょう。