「随時」と「定期」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「随時」と「定期」の違いとは?言い換え

この記事では、「随時」「定期」の違いを分かりやすく説明していきます。

「随時」とは?

随時とはその時々にという意味で、その時の状況に応じてとか必要と判断される時にといった意味合いで用いられる言葉です。

随時の「随」には、「成り行きに任せる」といった意味があります。

日時に制限などはなく、好きな時にいつでもという意味で用いられたりもします。

「定期」とは?

定期とは、ある物事が行われる時期が決まっていることをいいます。

一定の期間や期限のことを表しており、定期演奏会といった場合には決まった時期に行われる演奏会のことを指しています。

また、一定の期間を置いて物事を行うことを「定期的」といったりもします。

それから定期は定期乗車券のことを指す場合もあります。

定期乗車券は、電車やバスなどで一定の期間一定の区間を乗り降りできる乗車券のことです。

「随時」と「定期」の違い

随時はその時々という意味で、定期はある物事が行われる時期が決まっていることです。

例えば人材を採用する際に、定期採用という場合には毎年同じ時期に選考を行います。

新卒の学生などを採用する場合に行われるものです。

それに対して随時採用は、欠員が出たなど必要に応じで人材を募集する採用方法になります。

中途採用などで行われることが多いです。

「随時」の例文

・『ホームページは随時更新されています』
・『何かご質問等ございましたら、随時お問い合わせください』
・『申請は随時受け付けております』

「定期」の例文

・『私はこの雑誌が好きで定期購読しています』
・『彼女は筆まめなので、定期的に手紙を送ってくれます』
・『買ったばかりの定期をどこかに落としてしまいました』

まとめ

随時はその時々という意味で、日時に制限はありません。

必要と判断される時にとか状況に応じてといった意味になります。

それに対して定期は、ある物事が行われる時期が決まっていることを指します。