「袋小路」と「行き止まり」の違いとは?分かりやすく解釈

「袋小路」と「行き止まり」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「袋小路」「行き止まり」の違いを分かりやすく説明していきます。

「袋小路」とは?

「袋小路」とは?

「袋小路」とは、完全に行き先が塞がっていて通ることができないことの表現で、そのような状態だという時に使われる言葉です。

左右がブロック塀になっている道で、突き当たってしまったような時がこの状態だと表現でき、「その先は袋小路だから、戻るしかないよ」のような使われ方になります。

比喩として、それ以上は考えが及ばない、行うことができないという場合にも用いることができる表現で、そちらの解釈では「考えれば考えるほど、袋小路に迷い込んでしまう」などと使われます。

この場合、どのように考えても行き詰まってしまうことが表現されています。

「行き止まり」とは?

「行き止まり」とは?

「行き止まり」は、それ以上進めないという意味になる言葉です。

先の「袋小路」の状態もその1つですが、こちらは、そこに「この先は通行禁止」という立て札があったり、とてもまともには進めないと感じた時にも使われます。

つまり、本当に進むことができない場合と、行こうと思えば行けないこともないものの、進まないようにと指示がある(そうしてはいけない)場合を合わせた表現になります。

「袋小路」と「行き止まり」の違い

「袋小路」と「行き止まり」の違い

「袋小路」「行き止まり」の違いを、分かりやすく解説します。

「袋小路」は、物理的にもうそれ以上先には進めないという状態を表す為の言葉で、「行き止まり」は、その「袋小路」の状態も含めた、その先へは進めないという意味で使われます。

よって、「行き止まりにしていたが、無理矢理通った人が居るようだ」ということがあるかも知れませんが、「袋小路」ではそのようなことは起こりません。

まとめ

まとめ

「袋小路」「行き止まり」は、このような言葉となっています。

「袋小路」は、言動に対しても使えることを覚えておきましょう。

尚、「ふくろこうじ」と発音し、「ふくろこじ」「ふくろこみち」ではないのでそちらにも注意してください。