「連携」と「連係」の違いとは?分かりやすく解釈

「連携」と「連係」の違い言葉・カタカナ語・言語

「連携」「連係」は同じような意味を連想してしまう紛らわしい同音異義語ですが、「連携」「連係」の意味・使い方の違いを正しく理解できていますか?

この記事では、「連携」「連係」の意味の違いを分かりやすく説明していきます。

「連携」とは?

「連携」とは?

「連携(れんけい)」という表現は、「お互いに連絡を取り合って、協力・役割分担をして物事を行うこと」を意味しています。

「連携」の使い方は「チームで連携して効率的に仕事を行っています」のように、「お互いに意思疎通・役割分担をしながら、一緒に協力して物事に取り組む場合」に使うという使い方になります。

「連係」とは?

「連係」とは?

「連係(れんけい)」という言葉には、「相互につながり・関わりがあること」「密接な関連を持っているさま」の意味があります。

「連係」の使い方は「彼との間には何の連係もありません」のように、「お互いに何らかのつながり・関わりがある」という意味で使うことができます。

また「連係動作」のように、「手足の動きなど複数の動作が関連を持っている場合」にも、「連係」の言葉を使用できるのです。

「連携」と「連係」の違い!

「連携」と「連係」の違い!

「連携」「連係」の違いを、分かりやすく解説します。

「連携」という言葉は、「お互いに連絡を取り合って、協力して一緒に物事(仕事・スポーツ)に取り組むこと」を意味しています。

それに対して、「連係」というのは「相互につながり・関わりがあること」「密な関係を持つこと」を意味しているという違いがあります。

「連携」「同じ目的を持つ人同士が意思疎通して、協力して物事を行うこと」に意味の重点がありますが、「連係」のほうは「ただお互いにつながり・関係性(関連)があること」だけを意味しているという違いを指摘できます。

そのため、スポーツの試合などで協力して点を取る時には、「連係プレイ」ではなく「連携プレイ」の漢字表記を使うことになります。

まとめ

まとめ

「連携」「連係」の意味の違いを分かりやすく説明しましたが、いかがだったでしょうか?

「連携」というのは、「お互いに意思疎通して協力して物事に取り組むこと」を意味しています。

それに対して、「連係」という言葉には「相互につながり(関わり)があること」の意味があります。

「連携」「連係」の意味の違いを詳しく知りたい時には、この記事の説明をチェックしてみてください。