この記事では、「許可」と「認可」の違いを分かりやすく説明していきます。
「許可」とは?
「許可」は、何かを許すことの表現です。
「撮影許可が必要だ」と使った時には、撮影して構わないという許しを得ないといけないと言っており、「許可が下りないので、まだそれはできない」のように使われた時には、まだそれについての許しが出ていないので、行うことができないと言っています。
色々なことが対象になる言葉で、その許しを得る為の願い出によって「許可」される、もしくは拒否されてしまうこともあり、まずはその為の「申請」から始まります。
「認可」とは?
こちらも「申請」によって、何かを許すことの表現になりますが、対象が公的なものとなる点が違いになります。
例えば、「まだ営業の認可が下りない」と、した時には、営業する為に必要になる許しが公的機関から受けられていないことの表現になり、「許可」と言い換えることができる場合も多いですが、この「認可」は口約束などではない、公に認められた正式なそれだという意味になると考えてください。
よって、主に法律が絡む場合が多く、先の営業の認可も、法的に営業行為が認められることの表現になります。
「許可」と「認可」の違い
「許可」と「認可」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらも「申請」行為によって、その内容を許すことには違いありませんが、公的に認められる許しに対しては「認可」と使うという使い分けになります。
「認可」の場合には、それに対する番号が交付されることがあり、営業に対するものはホームページや店内にその掲示が必要となっている場合が多いです。
例として、消費者金融はホームページ、及び各店舗の入口からすぐに見える場所にこの掲示が義務付けられています。
まとめ
「許可」と「認可」は、このような違いになります。
「認可」も「許可」のうちの1つですが、公的に正式なそれだという意味だと覚えておけばいいでしょう。