この記事では、「見た目」と「外見」の違いを分かりやすく説明していきます。
「見た目」とは?
「見た目」の意味と使い方について紹介します。
意味
「見た目」は「みため」と読み、「外から見た様子や感じ」という意味です。
自分の目で見えるそのままの様子をイメージとしてとらえることを言います。
使い方
「見た目」は名詞で、「見た目が良い・悪い」「見た目で得をしている」など、形容詞や動詞を伴って幅広く使います。
普通は目で見るものであり、「見た」の後に「目」が続くのは不自然に思えますが、この「目」は「印象」という意味があり、「見た目」で「見た印象」という意味になります。
「見た目」は日本で昔から使われてきた「やまと言葉」であり、柔らかい響きがあります。
「外見」とは?
「外見」の意味と使い方について紹介します。
意味
「外見」は「がいけん」と読み、「外側から見た様子、うわべ」「他人に見せることや見られること」という意味です。
他人から見て視覚的に捉えたものを表す言葉です。
使い方
「外見」は名詞で、「外見が良い・悪い」「外見をとりつくろう」等、形容詞や動詞を伴って幅広く使います。
他人から見たうわべの様子で、単純に見たままを表す言葉です。
「外見」は漢語である為に、硬い感じのする言葉で、文章やスピーチなどで使うことが多くなります。
「見た目」と「外見」の違い!
「見た目」は、「人から見た、その人の様子や感じで、口語的な言葉」です。
「外見」は、「人から見た、その人の様子で、文語的な言葉」です。
まとめ
「見た目」と「外見」は、「感じ方」が伴うかどうかという点で違いがあります。
特に厳密な使い分けはないので、日常的にあまり気にする必要はありません。