「人達」と「人々」の違いとは?分かりやすく解釈

「人達」と「人々」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「人達」「人々」の違いを分かりやすく説明していきます。

「人達」とは?

「人達」とは?

「人達」の意味と使い方

意味

「人達」「ひとたち」と読み、意味は以下の2つです。

1つ目は「人間・一人・個人という単数名詞である「人」に、複数を表す『達』がついた言葉」という意味です。

2つ目は「単数の『人』に対して複数を表す言葉」という意味で、数量の多さを強調する意味はありません。

使い方

「人達」は名詞で、「沢山の人達」「町の人達」など、その性質を表す言葉を伴って使います。

「人達」を使う場合、あるジャンルに特定され、限定的なニュアンスが強くなります。

「アイドル好きな人達」「同じ部署の人達」など、つながりのある関係に使います。

「人々」とは?

「人々」とは?

「人々」の意味と使い方

意味

「人々」「ひとびと」と読み、意味は以下の3つです。

1つ目は「人」という名詞を重ねて、「多くの人」と数量の多さを強調する言葉です。

2つめ「一般の人」と人を総称する言葉です。

使い方

「人々」は名詞で、「集まった人々」「世界の人々」など、人に関して不特定でしかも数量が多い時に使います。

どの様な人か特定できず、多いのか少ないのか予想できない人数を表します。

「人達」と「人々」の違い!

「人達」と「人々」の違い!

「人達」は、「特定の関係の人や、個人に特性がある時の表現」です。

「人々」は、「不特定で数が多いことを強調する時の表現」です。

まとめ

まとめ

「人達」「人々」は、使い分けに迷うことも多くあります。

自分がその人の集まりについて何か言いたい時には「人達」、漠然と人が多いことを言いたい時には「人々」を使いましょう。