この記事では、「余り」と「残り」の違いを分かりやすく説明していきます。
「余り」とは?
必要な量や数よりも多く残ったものや部分のことを意味する言葉です。
数学的な意味では、割り算の余数のことも指すと言えます。
また、「余り」という言葉は、副詞としては、「あまりにも」、「非常に」などのような意味で使用されることもあります。
「残り」とは?
使用したり、取り去ったりしたにもかかわらず、無くならずに存在する状態を意味する言葉です。
また、「残り」という言葉は、なくならないで存在するという意味合いを持つ言葉だと言えるでしょう。
「余り」と「残り」の違い
「余り」と「残り」の違いを、分かりやすく解説します。
「余り」と「残り」は、共に、何かがなくならないで存在することを意味する言葉ですが、使用される場面や微妙なニュアンスの違いがあります。
一般的に、「余り」は、必要な量よりも多くて残っていることを指し、「残り」は必要な量に関係なく残っていることを指すと考えられます。
このように、「余り」と「残り」の違いとしては、重点を置くポイントが挙げられます。
「余り」は、必要な量や基準を超えていることに重点を置き、「残り」は、なくならないで存在していることに重点を置くと考えられます。
「余り」の例文
・『彼は料理好きなので、昨日の肉じゃがの余りを、カレーにすることにした』
・『余りにも理不尽な仕打ちだったので、彼は怒りに身体が震えていた』
「残り」の例文
・『彼女は残り物の料理を、パスタにして食べた』
・『テストまで残り時間5分を切ったが、まだ半分以上解けていない問題がある』
まとめ
「余り」と「残り」は、共に、何かがなくならないで存在することを意味する言葉ですが、使用シーンやニュアンスが異なります。
「余り」は必要な量よりも多くて残ったものを表現する言葉です。
その一方で、「残り」はなくならないで存在すものを表現する言葉だと言えるでしょう。