この記事では、「未知」と「無知」の違いを分かりやすく説明していきます。
「未知」とは?
「未知」の意味と使い方について紹介します。
意味
「未知」は「みち」と読み、「まだ知らないこと」「誰にも分らないこと」という意味です。
まだ全く分らないのですが、何かあると予測される、予想外のことが起きる可能性があると認識されることを言います。
使い方
「未知」は形容動詞で「未知だ・である」と使ったり、「未知の世界」「未知の生物」など、人間の研究・分析が追い付いていないものに対して使われます。
そのものごとの一部については明らかですが、全て明白ではなく、様々な可能性を含んでいる時に使います。
自分が知らないだけではなく、世間的に知られていないことを表します。
「無知」とは?
「無知」の意味と使い方について紹介します。
意味
「無知」は「むち」と読み、「知らないこと」「知識がないこと」「知恵のないこと」という意味です。
本来知っていなければならないことを「知らない」ことを言います。
使い方
「無知」は形容動詞で「無知だ・である」と使ったり、「無知無能」など熟語として使います。
新しいことや専門的なことを知らないという意味ではなく、誰でも知っていることや、常識的なことを知らない人を見下す意味で使います。
知識が足りないというより教養の低さを表す言葉で、人に対して使うべきではありません。
「未知」と「無知」の違い!
「未知」は「まだ誰も知らないこと」です。
「無知」は「知っているべきことを知らないこと」です。
まとめ
「未知」と「無知」は「知っている事柄」に違いがあります。
「無知」は悪い意味の言葉ですので、人に使わない様にしましょう。