「逆説」と「逆接」の違いとは?意味を詳しく解釈

「逆説」と「逆接」の違い言葉・カタカナ語・言語

「逆説」「」の違いについて紹介します。

さらに「逆説」「」を使った例文と意味を紹介し、解釈して行きます。

「逆説」の意味や使い方

「逆説」の意味や使い方

「逆説」には、「一般に正しいと思われていることに反すること」という意味があります。

また「一見、真理に背いているように見えて、実は一面に真理を、言い表している表現」になります。

「逆接」の意味や使い方

「逆接」の意味や使い方

「逆接」には「二つの文、または句の接続で、上に述べたことから予想される以外の結果が示される関係を、あえて結びつけること」という意味があります。

例えば、「お腹が減る」「ご飯を食べない」という言葉を、結び付けて、「お腹が減るが、ご飯を食べない」などと、上に述べたことから予想される以外の結果が表示される言葉を、結び付けることを「逆接」と言います。

「逆説」と「逆接」の違い

「逆説」と「逆接」の違い

「逆説」「逆接」という言葉の違いを紹介します。

「逆説」は、「一般に正しいと思われていることに反すること」をいみします。

一方で「逆接」には「二つの文、または句の接続で、上に述べたことから予想される以外の結果が示される関係を、あえて結びつけること」という意味があります。

「逆説」は、「言われていることと、反対の内容」を意味しますが、「逆接」は、逆を意味するための接続に関する言葉という違いがあります。

「逆説」を使った例文と意味を解釈

「逆説」を使った例文と意味を解釈

「逆説」を使った例文を紹介し、意味を解釈します。

「小説はデスクワークのように思われるが、『逆説』として、肉体労働と言える」

この例文は、一般的に小説はデスクワークの一つと思われているが、一般で思われているのとは違い、肉体労働だと言えるという文章になります。

小説を書くためには、体力が必要なため、デスクワークと言うよりは肉体労働に近いのではないかと、「逆説」として唱えています。

「逆接」を使った例文と意味を解釈

「逆接」を使った例文と意味を解釈

「逆接」を使った例文を紹介し、意味を解釈します。

「『逆接』を使うと、上の文と、下の文を反対の内容に出来る」

この例文は上の文と、下の文を反対の内容にすることが、「逆接」を使えばできるというぶんしょうになります。

「逆接」には、「二つの文、または句の接続で、上に述べたことから予想される以外の結果が示される関係を、あえて結びつけること」という意味があります。

「雨が降った」という言葉と、「傘をさす」という文は普通につなげられますが、「傘をささない」という文は、上の文と反対になります。

しかし「逆接」を使えば、「雨が降ったが、傘はささない」という、一つの文章にできます。

まとめ

まとめ

「逆説」「逆接」という言葉の違いについて見てきました。

二つの言葉の意味を知り、適切な場面で使ってみましょう。