「悲鳴」と「絶叫」の違いを分かりやすく解釈

「悲鳴」と「絶叫」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「悲鳴」「絶叫」の違いを分かりやすく説明していきます。

「悲鳴」とは?

「悲鳴」の意味と使い方について紹介します。

「悲鳴」の意味

「悲鳴」「ひめい」と読みます。

意味は「悲しんで鳴くことやその声」「苦痛や恐怖などのために声をあげること」「自分の手におえず、他に助けを求める声のこと」です。

「悲鳴」の使い方

「悲鳴」は、悲しみや苦痛、恐怖などのネガティブな感情により発する声のことを言います。

人は悲しい時には大きな声で泣き、苦痛を感じた時には「助けて」「痛い」などとこちらも大きな声で泣き叫び、恐怖を感じた時には「キャーッ」と甲高い声で叫びます。

他の人から見て、その人が窮地に陥っていると思われる時に使われる言葉です。

また、ニュースなどで「主婦が悲鳴」「農家が悲鳴」などと使われる場合、自分達の立場が不利になり、助けて欲しい、不満を訴えたいと思う世論という意味になります。

「絶叫」とは?

「絶叫」の意味と使い方について紹介します。

「絶叫」の意味

「絶叫」「ぜっきょう」と読みます。

意味は、「出せる限りの声を出して叫ぶこと」です。

出せるかぎりの声を出して叫ぶこと。

また、その叫び。

「絶叫」の使い方

「絶叫」は、理由がポジティブ・ネガティブに関わらず、ありったけの大声で叫ぶことを言います。

非常に嬉しいことがあり、大きな声で叫んだり、嫌なことがあってストレス発散の為に人気のない場所などに行って「バカヤロー」などと叫ぶことなどに使います。

また、「絶叫マシーン」は、遊園地のアトラクションで、大声を出して叫ぶ程迫力のあるものに使われます。

「悲鳴」と「絶叫」の違い!

「悲鳴」「ネガティブな状況や感情で出す大声のこと」です。

「絶叫」「ネガティブ・ポジティブにかかわらず、大きな声を上げること」です。

まとめ

今回は「悲鳴」「絶叫」の違いをお伝えしました。

「悲鳴は嫌な感情で叫ぶこと」「絶叫はとにかく大声で叫ぶこと」と覚えておきましょう。