「興味」と「趣味」の違いとは?意味を詳しく解釈

「興味」と「趣味」の違い言葉・カタカナ語・言語

「興味」「趣味」は使い分けが難しく悩むこともあります。

一体どの様な点が違うのか、意味や例文なども併せて紹介します。

「興味」と「趣味」各々の解釈

「興味」と「趣味」各々の解釈

「興味」「趣味」のそれぞれの意味や使い方の解釈をします。

「興味」の意味や使い方

「興味」の意味は、以下の3つです。

1つ目は「そのものごとに対して感じるおもむきのこと」で、それを見て「いいな」と思わせることを言います。

2つ目は「あるものごとに対して特別気を引かれること」で、それに対して「見たい」「知りたい」と思うことを言います。

3つ目は「心理学用語で、あるものごとに価値を見立てて積極的に関わろうとすること」で、学習の動機づけとして使われます。

「興味」は人やものごとに対して使われ、相手やものに対して好意的に思い、自分から積極的に関わりたいと思う気持ちのことを言います。

特に情報を集めたり行動を起こしたりしなくても、「どの様な人やものだろう」と思う気持ちがあれば使えます。

「趣味」の意味や使い方

「趣味」の意味は以下の3つです。

1つ目は「仕事ではなく、個人的に楽しみにしていること」で、仕事以外の時間に楽しみとしてすることを言います。

2つ目は「その人が面白い、好きだ、キレイだなどと思う感覚のこと」で、人それぞれの好みの傾向を言います。

3つ目は「ものごとの味わい」で、そのものごとに感じられるおもむきのことであり、「興味」と共通する部分です。

「趣味」は自分で何かに対して「やりたい」という気持が湧き、実際に行動を起こす時に使われます。

スポーツをしたりコレクションをしたり、とある目的で出かけたりなど、仕事以外のプライベートで継続的に行っていることを表す言葉です。

「興味」と「趣味」の違い

「興味」と「趣味」の違い

「興味」「趣味」の違いは、「実際にものごとをするかしないか」という点です。

「興味」「人やものごとに対して関心を持ち、積極的に関わりたいと思うこと」という意味です。

「趣味」「ものごとに対して関心を持ち、好んで行っていること」という意味です。

つまり、最初に「興味」を持ったものが「趣味」に変わるということもあるのです。

「興味」と「趣味」各々を使った例文と意味を解釈

「興味」と「趣味」各々を使った例文と意味を解釈

「興味」「趣味」を使ったそれぞれの例文とその意味を解釈していきます。

「興味」を使った例文と意味を解釈

「『三国志』を読んで中国の歴史に対して興味を持った」

中国の歴史的小説「三国志」を読んで感動して、中国の歴史に非常に興味を持ったことを表しています。

この時点ではまだ実際に調べたり資料を集めたりしている訳ではありません。

「趣味」を使った例文と意味を解釈

「部長はゴルフが趣味で、毎週末早朝から出かけている」

ゴルフが大好きな部長が、仕事が休みの週末は早朝からゴルフ場へ出かけて行くことを表しています。

まとめ

まとめ

「興味」「趣味」は似ている様ですが、次元的な違いがあります。

最初に持つのが「興味」、そこから持つ様になるのが「趣味」と覚えておきましょう。