「ブイヨン」と「コンソメ」の違いとは？分かりやすく解釈

この記事では、「ブイヨン」と「コンソメ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ブイヨン」とは?

「ブイヨン」の意味と概要について紹介します。

「ブイヨン」は、「様々なスープの基本であり、出汁に当たるもの」という意味です。

肉と野菜に水を加えて長時間煮込み、調味料を加える前の状態のもので、英語では「スープストック」と呼ばれます。

「ブイヨン」はフランス語で“Bouillon”と書き、フランス料理でよく使われる出汁のことを言います。

牛・鶏・魚などと野菜類をほぼ丸1日煮込んで作り、スープのベースとして使われます。

日本では簡単に固形タイプや顆粒タイプとして市販されているのですが、実は作るのに手間暇がかかるのです。

「コンソメ」の意味と概要について紹介します。

「コンソメ」は、「フランス料理のスープの種類の一つで、琥珀色に澄んだスープのこと」という意味です。

上記で紹介した「ブイヨン」に、肉や野菜を加えて煮立たせて作ります。

「コンソメ」は、フランス語で「完成された」という意味を持ち、「透き通っていて美しく、風味の良いスープ」のことを言います。

「ブイヨン」をベースに、肉・野菜などを加えて煮込み、丁寧にアクを取って味付けをします。

日本では「コンソメ」も固形タイプや顆粒タイプとして市販されています。

「ブイヨン」は、スープの基本となる出汁のことです。

「コンソメ」は、「ブイヨン」をベースに肉や野菜煮込んで完成されたスープのことです。

「ブイヨン」と「コンソメ」は、調理の段階が違います。

料理好きの人は違いを覚えておきましょう。