この記事では、「ウナギ」と「アナゴ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ウナギ」とは?
「ウナギ」とは、ウナギ目ウナギ科に属する魚類の総称で、紐のように細く長い見た目が特徴となっています。
見た目はそれほど変わりませんが、細かく種類が分かれており、世界で約20種類が確認されていますが、食用になるのはそのうちの4種類だけとなっています。
日本でこの「ウナギ」と呼ばれるのは主に「ニホンウナギ」で、「オオウナギ」と共にこの二種類が食用とされています。
蒲焼にする料理法が一般的ですが、刺身にして提供する料理店もあり、近年では漁獲量の減少から価格が高騰し、高級魚の1つと扱われています。
「アナゴ」とは?
「アナゴ」は、ウナギ目アナゴ科に属する魚類です。
こちらは150以上の種類が存在すると言われており、中にはウナギにとてもよく似た見た目のものが存在し、一般の人には区別が付かないことも多いです。
特に日本で食用にされているクロアナゴは、ニホンウナギによく似ており、蒲焼にするという同じ料理法でよく食されています。
また、天ぷらにしたり、時には刺身として出されることもあり、ウナギより安価で入手できることもあり、色々なアレンジレシピで食卓を飾っています。
「ウナギ」と「アナゴ」の違い
「ウナギ」と「アナゴ」の違いを、分かりやすく解説します。
「ウナギ」はウナギ目ウナギ科、「アナゴ」はウナギ目アナゴ科の魚類と大元の種別が同じだけに、これらにはよく似た種類が存在しています。
先のニホンウナギとクロアナゴのように、専門の人でないと区別が付かないほど似ていることもありますが、その価値やそれによって作られる料理(の価格、味)としてはウナギの方が上だと考えていいでしょう。
「ウナギ」は日本では、国産、養殖もの、中国からの輸入ものが大半を占めており、国産のものはとても高価なことで有名です。
まとめ
「ウナギ」と「アナゴ」は、このような違いになります。
似ている同士ながら、「ウナギ」の方が希少で高級な存在だと覚えておいていいでしょう。
