この記事では、「好み」と「好き」の違いを分かりやすく説明していきます。
「好み」とは?
「好み」の意味と使い方について紹介します。
意味
「好み」は「このみ」と読み、「自分が良いと思うものの傾向」「何かを選ぶ時の希望や注文」「歌舞伎用語で役者が舞台に関して工夫すること」「好きなものの傾向」「ある特定の時代や人に好まれた形」という意味があります。
使い方
「好み」は形容動詞で、「好きだ・である」として使ったり、「好みに合わせる」と副詞として使ったり、「好みのタイプ」と名詞を修飾して使い、動詞は「好む」になります。
「好み」は「傾向として望ましい基準」を表し、自分がそれを好きだと思う理由や背景を強調する言葉で、漠然と自分の意見を述べている段階で使われます。
「好き」とは?
「好き」の意味と使い方について紹介します。
意味
「好き」は「すき」と読み、「心が引かれること」「気に入ること」「偏って引かれること」「自分の思うままにふるまうこと」という意味があります。
使い方
「好き」は形容動詞で「好きだ・である」として使ったり、「好きにふるまう」と副詞として使ったり、「好きな人」と名詞を修飾して使い、動詞は「好く」になります。
「好き」は、「特定の対象に対して気に入った様子」を表し、既に気持ちが引かれている状態と、その感情を表した言葉です。
「好み」と「好き」の違い!
「好み」は、「自分が気に入る基準と傾向を表した言葉」です。
「好き」は、「自分が既に気持ちを引かれている様子を表す言葉」です。
まとめ
「好み」と「好き」は、「基準」か「既にその状態」かという違いがあります。
人に話す時に上手く使い分けて、誤解をされない様にしましょう。